Aura neo 【才色兼備】

ヒットが続きます!ちょっと嬉しいです。

タイトルの通り、オーラデザイン社の「neo」というCDプレーヤーの新作がようやくと入荷してまいりました!
なぜようやくかと言うと…この製品、確か2年前くらいからいつ出るかいつ出るかといった状況だったのです。
(当面はそんなに生産台数も多くない模様ですのでご注文はお早めに。)
早速、店頭デモ機を手配して聴いたみましたのでレポートさせて頂きます。

【イケメンで仕事もスポーツも出来てちょっと育ちの良い感じのヤツ。(俺は嫌い!笑)】
でも憎めないかも…。

サウンドはパッと聴いてまず、やっぱり透明。(僕は情報量よりS/N派。)
次に色々な意味でシャープ。音の線も細めで、音像もタイト、シャープ。ピシッとそこに定位する感じです。
色々と聴いてみると、ちょっと潤いを帯びたサウンドで、やや鮮やかな印象。だけれど丁寧でややエレガントかな…。
なかなか普通は共存しない印象を同時に感じさせてくれて、表現に困るのですが、そんな感じなのです。

PRIMAREと聴き比べると、パワフルではなく、クリア・繊細な傾向。中低音の厚みがあるPRIMAREに対し、中高音の細かさや綺麗さがあって低音は非常に高い解像度ながらも少し奥でしっかりと鳴っている感じです。

中域(ボーカルやギター)がもっとも前に出てくる帯域バランスですが、全体が押し込んでくるようなPRIMAREに比べると、全体がちょっと遠慮気味であまり突っ込んでは来ません。(その辺もちょっと上品に感じる点です。)
なのにハイスピード。…ちょっとスゴイです。
イケメンなのに器用だし、クールな面もあるしで、いけ好かないですが、認めざるを得ません。
いいヤツです。気に入りました。(DENSENを持ってるので必要に駆られてはいませんが)欲しいです。

【黒江的に気に入った点】
●高いS/N感
●中域を大切にしている(バカ低域・これ見よがし高域ではない。)
●音・音像がシャープ(聴く人によっては音像が小さい・細すぎると感じられると思います。)
●ハイスピード(ちょっと艶っぽいし、全体が張り出してくるタイプではないのに…。)
●高い分解能(上品と書きつつ、やや矛盾しますが、シャウトなどの細かさがとても気に入っています。)
●デザイン(写真のように斜め上からのアングルは最高です!)

【黒江的に課題な点】
●ちょっと上品(とても気になる程ではないのですが、もう少し荒っぽいくらいが好きです。)
●やや艶やか(スネアのアタック音が、皮に水を張ったみたいに感じられる場面も…。)
●デザイン(真っ正面からのアングルはあまり好きではないです…。)

まだ鳴らし始めたばかりなので、ざっくりですが…。
(電源にKIMBER KABELE自作4TC・RCAもKIMBER KABELE自作4TCだったので、)少し張りのあるハイスピード系のケーブルの方が合いそうです。(FASTとか、DiVASとかかな…。)

東芝と三洋のメカにCIRRUS LOGIC(シーラスロジック)のDACを使用しているのですが、(特に国内メーカーは)自社メカにバーブラウンDACが多いので、以前から期待していただけの事はありました!
TEACのAG-H600あたりとハーフサイズ同士の組み合わせでオススメしたいです!
(ちなみに、一体型の「note」とはだいぶんサウンドの傾向が異なりますのでご注意を。)

http://www.auradesign.co.jp/

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