3連続投稿の2つ目です。
久しぶりにLUXMANを取り上げてみたいと思います。
最初に肝心なことを1点。
黒江的には「好きな」サウンドではありませんでした。
が、オーディオ機器としての評価は高く、僕とは異なった好みの方であれば気に入られる方も多いかと思いますので、参考になれば幸いです。
【耳に優しい、しっとりした音。】
暖かみのある、柔軟なイメージの往年のラックストーン(ラックスサウンド)ではありませんが、通ずるものがあるような聴き心地の良いサウンドです。
暖かいか冷たいかで言えば「すっきりとして涼しげ」な方で、音や音像に厚みや太さ、派手さや濃さがないので絵で例えると水彩画調?と言えば良いのでしょうか、パステル系とも言える傾向です。
音像や音場は主張の少ないタイプで、音が飛んでくることがなく、スピーカーのすぐ前に描かれているものを少し離れたところから眺めるようなイメージです。
個人的には音色の傾向と合っていて好印象でした。
(ブリブリ/バキバキ系のサウンドが、遠くで佇んでいるようでは困りますが…。)
「ひかえめな、おしとやかな、落ち着いた」などの形容も合っている感じで、極めてエレガンスです。
もちろんS/Nや解像度、情報量などの基本性能は当然のごとく高く、SACDはもちろんCDの再生も非常に高音質なのでしっとりめのプレーヤーを探されている方はぜひご検討ください。
http://www.luxman.co.jp/product/dp_d05.html
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