my-musicstyle 1st. in GINZA

今思えば...
僕がこの業界に入ってきたのが7年くらい前のこと、
....3日目くらいで異質な空気の世界だと思い、
........3ヶ月経つ頃には辞めたくなった。

だって「同年代の若もんもいなけりゃ、女の子なんて尊く遠い存在なんですもの。」
音楽はこんなにも身近なのに、オーディオはこんなにも縁遠いなんてショックだった。

そうなった理由はたくさん見つけられたけど、そんなこと言っても始まらないし、何よりちゃんとした音で聴く音楽は「良い意味で」ショックだったから、もう少しだけ続けてみて何とかしてオーディオのイメージを変えてやりたいと思うようになった。

その「もう少し」があっという間に数年になってしまったけど、ずっと描いてきたひとつの出力を実現させられました。
それが、題の通りカジュアルオーディオイベント「my-musicstyle 1st. in GINZA」です。

詳細はフライヤーにある通りですが、とにもかくにも当業界の大失態でみなさんにとっては縁遠くなってしまったオーディオを一度でいいから聴いてみて欲しい。
(コンポと大して違わないとか、高いとか、どうのこうの言うのはそれからでも遅くないハズです。)
「聴かなくて後悔することはあっても、聴いて後悔することは絶対にない。」それだけは約束します。

4月21日に銀座千疋屋ビル9Fにてお待ちしております。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

GOODSOUNDS FOR YOUNGER GENERATION
my-musicstyle

2007.04.21[sat]
12:00〜19:00
銀座千疋屋ビル9F

入場無料 (入退場自由)

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

my-musicstyle Connect URL

P.S.
当日はフロアにずっとおりますのでスタッフへ「黒江」を指名して頂ければご挨拶させて頂きます。

2007/03/30  13:06

カウントダウン
夢だったイベントへ、指折り数えている今日この頃です。
明日にも正式な発表を控えていますが、抑えられない気持ちを
少しだけあらわにしつつ...。
また見にきてください!

2007/03/27  23:25

MUSICSHELF 2nd.
以前ご紹介しました音楽情報サイトMUSICSHELFに新なプレイリスト(あるコンセプトに基づいて10曲ピックアップしたリスト)を提供させて頂きました。
今回は(趣味の異なる彼女なんかに)じっくりロックを聴いてもらってみて「ロックもいいじゃん。」と思ってもらえるといいなぁという願いを込めて「とにかくカッコイイ」曲をセレクトしてみました。

中でも1曲目に取り上げているStory of the Yearというバンドの2nd.アルバム「in the wake of determination」はかなりのお気に入りです。
普段、あまりヴォーカルの出来ではバンドや曲を評価しない方なのですが、このアルバムに関しては(自分とプレイスタイルがよく似ている)ヴォーカルが最高に良いパフォーマンスしている印象で、久しぶりに歌・声に魅了されました。
(一人で全部歌ってるのかと思ったら違うみたいですね...ちょっと残念でした。)

(もちろん初登場の時もですが、)今回も自信のセレクトです!
また、選曲内容などから(わたくし)黒江という人物像がチラホラと伺えるのではないかと思っておりますので「こいつ一体どんなヤツなんだ?」と思われている方もちょっと覗いてあげてください。

Connect URL 2nd.
Connect URL 1st.

P.S.
既にチェックされている方も多い事と思いますが、音元出版さんの「オーディオアクセサリー124号」(最新号)にも1ページまるまるの「ショップ(店員)紹介」として大きく取り上げて頂いております!
こちらも、ぜひぜひチェックしてください。
「前回も」でしたが、こういう事って時期が重なるものですね。

2007/03/12  11:29

「オーディオ高騰期」到来?!
久しぶりに更新です。
と言いましても、製品の案内などではないので恐縮ですが。

今回のテーマはタイトルの通りですが、当業界は(も)今後「価格高騰期」となりますので「お買い物のご検討はお早めに。」というご連絡です。

ご周知の通り、昨今は原油高騰に始まって以来、円安の影響も波及し(当業界に限った事ではありませんが業界の動向・意向も相まってメーカー希望小売価格の見直しだけでなく仕入れ値・卸値(NET・仕切率・原価率)の見直しも伴っております。

原油はご存じの通り身近なガソリンでよく身に染みましたが、空輸・陸送・船便などすべての流通コストを高騰させます。
(製造や流通などをご存じのないエンドユーザー視点で見ると)何となく「製品が送られてくるのが少し高くなっただけ」と思いがちなのですが、一つの製品が出来上がるまでには幾度もの移動や経由が発生し、何より機器を構成する小さな部品も一つ一つがすべて流通コストを掛けて運ばれているのですから塵も積もれば〜の通り、蓄積され価格へ影響してきます。

また、金属や電子部品をふんだんに使用するオーディオを含む工業製品は加工の際にも火力・電力を多大に必要とするためダブルパンチになるのです。
実際に普段は改定される事のない小物やプラグ・ケーブルメーカーでさえ、最近は軒並み値上げを実施・発表しています。

加えて、価格改定によって安易な価格競争だけの販売で乱れてしまっている市場を何とか建て直したいという考えもあり(当店も「底値には底値で対抗だ!」と付き合っている部分もあるので偉そうには言えない部分もあるのですが、だとすれば量販店や一部の通販専門店などへの流通を止めるのが先決ではないかと思うのですが...。)、今更ながら(遅ればせながら)業界自身が現状のまずさに気付いてきている結果です。
(焦って買うようではいけませんが、意中の製品がすでにある方はお早めにお求め頂くのが得策と考えております。)

尚、すでに数社が実施してきておりますが、今後は定価販売が基本(値引きが出来るほど原価率が低くない)だったり、せいぜい10〜20%引きなんてブランド・製品も多くなる事と思います。
(時折「3割以上引かなきゃ買う気がおきない」なんて方がいらっしゃいますが、以降何も買えなくなりますのでご注意くださいね。^−^;)


この様な流れから、元々あった「新製品=定価上昇」という点も踏まえると以降は次々と価格が高騰し、値引きも悪くなるのがトレンドとなりそうです。
また、相変わらず完了間際の値崩れや型落ち品などが安くなるとお考えの方が多いようですが、昨今は流通や情報の発達も手伝って各社ムダの無い生産計画を実施してきておりますので今後はぜひ潔いお買い物が増えればと願うばかりです。

個人的には他の読み物でも書いている通り、「安く買いたければ手数や手間を掛けさせないでサラッと」か「しっかりと(購入事前の)相談・アフターフォロー・アフターケアを望むなら定価で買うくらいの気持ち」のどちらか、もしくは双方を上手くバランスしたポイントが人としてのモラルだと思っていますので流通価格の是正は大歓迎です。
(くだらない余談ではありますが、僕自身はコンビニだろうがファミレスだろうがスーパーだろうが、ちゃんと店員さんにお辞儀をするタイプです。買う方=偉い方などとは思った事がありませんので。)
ユーザーから見ると高くなるだけに捕らえられがちですが「定価=商品価値」ではなく「売価=商品価値」であり、今後は定価と売価の差が小さくなるだけの事だと思うのです。

最後に...我々は家電販売店ではありません。
すなわちオーディオは家電ではありません。(だからこそ数値面「スペック・値引率」なんかで判断するなと強く訴えているのです。)
3割・4割の値引きがあるなんて今までがおかしかったのです。
そして、売る側(僕の大先輩方)が家電と同様に扱ってきたことも猛省しなくてはならない事です。
(長くなるのでハショりますが肝心の音について説明なく売ってきた事も...です。)

「音」が見直されていく中、販売の清潔さも正していかなくてはいけないな。と思う今日この頃です。

2007/02/21  17:37

新年のご挨拶。
ちょっと遅くなりましたが...
あけましておめでとうございます。
どうぞ本年も宜しくお願い致します。

P.S.
新年一発目のBURRN! 2月号 2007年1月9日発売しております。

2007/01/12  14:29

冬休みのご案内。
...の前に、先日の開催イベント「オーディオパーティー -THE STEREO ROCKING 2006-」へのご参加ならびにご協力ありがとうございました。
おかげさまで盛況に終わる事が出来、新たなオーディオユーザーが増えつつある事への確かな手応えと来年につながる一つのイベントスタイルの試みにもなりました。
(「自分の好きな曲で聴く」たったこれだけがとても大きい事なんだと再認識させて頂きました。)
そして、後半は飲み食いしながらの談笑でしたが時折システムが空けばまた聴きに行き、聴き込んだ感想をまた飲み食いしながら話し合ったり。
また同様のスタイルで会を開きたいと思いますのでその際にはぜひご参加ください。

尚、誠に勝手ながら2006年12月29日〜2007年1月4日までは冬季休業とさせて頂きます。
その間のお問い合せなどはお休み明けの対応となりますので予めご了承ください。

(活動が多方面になりましたのでこの場を借りましてお客様に限らず皆様方へ。)
本年も大変お世話になりました。
良いお年をお迎えください。

2006/12/27  17:48

オーディオパーティー開催!
今年はやっぱり1つ下のエントリー『BURRN!特別企画「メタルを良い音で聴こう!」』等と連動したイベントを開催する事にしました。
すでにB!誌のコラムで案内していますが12月22日(金)は
「THE STEREO ROCKING」と題してお店の開放DAYとさせて頂きます。
内容は「好きな時間に来て、好きな曲を掛けて聴く。」ただそれだけです。
(分かってはいましたが)お店でも各種ショウでも自分の聴きたいCDを掛けてもらえない(頼みづらい)という方が、すごーく多いみたいですので気が済むまで聴いてもらいたいのと、オーディオについての素朴な疑問や購入のポイントなど聞きたい事があればその都度トーク形式でお話しいたします。

当日の商談・販売は一切いたしません。(購入希望の方は後日あらためてとさせて頂きます。)
その他、お約束ごとが少々ありますが基本的に適当・自由です。
この機会にいつもは入りづらいと思われがちな専門店のサウンドを体験してください。(結構いる事が判明したロック好きの同業者さん、メーカーさんも来てください。)

開催ルール:
●お一人様3曲までご自由に聴いて頂けます。(混雑時は少なくなる事もあります。)
●CD・レコードはよく聴く愛聴盤を必ずご持参ください。
●駐車スペースがございませんのでお車でのご来店はご遠慮ください。(もしくは駅付近のパーキングをご利用ください。)
●店内・店頭は完全禁煙です。
●時間内であれば何時間滞在されても結構です。(談笑などもお楽しみ頂ければと思っております。)
●お持ち込みによる飲食も結構ですが、食事と飲酒は適度にお願い致します。(お土産歓迎します!^−^;)
●その他、楽しい時間が過ごせるようにマナーを心がけください。
●お一人も大歓迎ですが、お友達お誘い合わせの上、大勢で押し掛けてきて下さい!
●時間は13時〜22時頃までを予定しています。(適当に始め、終わります。)
●出来るだけ事前に参加のご連絡をお願い致します。(メールかお電話にて。)
以上です。交流会のようなものですので気軽にご参加ください。

P.S.
読んだ事のない方はぜひ下に続くエントリー『BURRN!特別企画 「メタルを良い音で聴こう!」』も読んでみて下さい。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

2006/12/07  14:00

BURRN!特別企画 「メタルを良い音で聴こう!」 1

題名の通りですが、BURRN! 2006年9月号の特別企画「メタルを良い音で聴こう!」全文です。
見逃してしまった方やロック好きではあるけどBURRN!を読む習慣は無い方(自分がそうでした。)にもご覧頂けるように取り込んだ誌面を掲載しておきます。
この記事に関して追記したい事もありますが、とりあえずはありのままをお楽しみください。
自画自賛になっちゃいますけど、(編集の腕も良く)すごく良い内容になっていると思います。

(通常のblog順と逆に掲載していますので下に続きます。)
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

2006/12/06  17:39

BURRN!特別企画 「メタルを良い音で聴こう!」 2

 

2006/12/06  17:36

BURRN!特別企画 「メタルを良い音で聴こう!」 3

 

2006/12/06  17:35

BURRN!特別企画 「メタルを良い音で聴こう!」 4

題名の通りですが、BURRN! 2006年9月号の特別企画「メタルを良い音で聴こう!」全文です。
見逃してしまった方やロック好きではあるけどBURRN!を読む習慣は無い方(自分がそうでした。)にもご覧頂けるように取り込んだ誌面を掲載しておきます。
この記事に関して追記したい事もありますが、とりあえずはありのままをお楽しみください。
自画自賛になっちゃいますけど、(編集の腕も良く)すごく良い内容になっていると思います。

2006/12/06  17:31

Cluber's AUDIO -after-

お待たせしました。
前回の続きという事で今回は実践(テクニック)編という流れで、どのような改変を行ったかをダイジェストでご紹介させて頂きます。

前編の後半で触れた通り、思い切って買い揃えてみたのは良いものの自信が想像していた音がどうにも鳴りません。
こんなはずでは...と悩みながらも(特にうちで買わなかったので、言い出しづらかったようで)しばらくの後に当店へ(強いて言えば「泣きついて」^−^;)来られてからIB1Sとの長い格闘の日々が始まります。

最大の難題は「低域・低音」でした。
歯切れの良いスカッとした低音が出ると思っていたそうですが、どうにもほど遠い音であるとの事。
確かにIB1Sは(詳細は端折りますが)フラットウーハーという事で均一な低域が出て、且つ締まるとの風評があるようですが、おおかた(のんびりとした)JAZZやCLASSICなどを聴く上での「旧体質オーディオ専門誌・専門家」のご意見でクラブやニュースクールなどの鳴りっぷりの良い低域が録音されたジャンルなどは想像されていなかったのです。

しかし、あくまで大型ウーハーは大型ウーハーです。

...ちょっと脱線します。
持論ですが、古来のオーディオにおいてはアンプの駆動力の貧弱さ、スピーカーマグネットの磁力の弱さなどもあって低音は鳴らし難いモノでした。
その為、アンプもスピーカーも大きくして低域・音量などを稼いでいたと考えています。
小型のスピーカーでも非常に低い周波数まで再生出来る高品位なユニットも登場し、デジタルアンプに代表される小型で高出力なアンプも存在する昨今、それぞれの進化を遂げた今となっては大きければ良いという事ではなく、むしろ不自然な再生に繋がる事もあると考えています。
ちょっと脱線でした。...

そもそも録音の技術も向上し、低音を大きく鮮明に録音出来る時代です。
少なくとも控えめとは言えないクラブなどのソースでは「低音が鳴りすぎる」というラージウーハー独特の関門に当たります。
鳴りすぎるは=暴走する・暴発するなどにも繋がり、低音にまみれた音楽は重々しく、見通しの悪い混濁化したような聴こえ方をしてしまうのです。

この状態から徹底的な「低音の制御」でイメージのサウンドに近づけていきます。
まず、大きなポイントは
「ケーブル」「置き方」「電源」の3つの要素です。
これらを出来るだけムダな買い物にならないようにしつつ、効果的に追加・変更していきます。

(すでに既製品のケーブルを買わされており、チョイスの誤りがあったにせよ付属品に比べればマシですので)まずは手付かずだった一部の電源ケーブルを入れ替えるところから始めます。
当店お墨付きの自作ケーブルセットをお求め頂き、数日後の事だったと思います。
「いやーコレすごいっすねー・変わりましたねー」その後何度も何度も耳にする事になる感激の一言です。^−^

次はタダ(無料)で出来る事です。
どうにも配置が良くないので部屋の中央付近に正三角形を描くイメージで音の焦点を一点に集中させます。
ウーハーは外側にいくほど音のスピードが遅くなるので中央の音の芯(輪郭)を耳が直接音を捕らえるイメージです。

更に、IB1Sはトライワイヤリングと言われるツイーター(High)・スコーカー(Middle)・ウーハー(Low)がそれぞれ別端子で接続出来るタイプなのでミッド→ハイ→ローの順に接続するなど少々変わった方法も取り入れています。

「まだ変わるんですねー」と徐々に良くなる楽しみを見いだして頂きつつ、スピーカーユニットの「増し締め」(スピーカーのネジをしっかりと締め直す事。)やインシュレータ・ボードなどなど「お買い物」だけにこだわらず、ノウハウや工夫を提供しては改善を重ねました。
(もちろん、それなりにお買い上げ頂いているからこその尽力です。)

そして、現在は前回の機材一覧(抜粋)にあるような状態となり(実は写真にもチラッと映っている通り、プリアンプはm904 [GRACE design]に変更しています。)日夜ノリノリで楽しんで頂けています。
そして、今後は(今度こそはザ・ステレオ屋で)少しずつ機器を入れ替え、純血のザ・ステレオ屋システムにするんだとか...。^−^;

同じように機器は揃えてみたものの...という方は残念ながら多くいらっしゃるようです。
特に若いユーザーさんには「結構な金額だったのにこんなもんか。」とオーディオに見切りをつけられたくない一心です。
「いやーコレすごいっすねー・変わりましたねー」と言わせてみせますので諦めずに当店にSOSを発信してみて下さい。(!)

2006/12/02  17:13

Cluber's AUDIO

お久しぶりの更新です。
BURRN!への特集掲載、そして連載の興奮・余韻も覚めない今日この頃ですが、(さすがに各所から続々と反響があります。ありがとうございます!)ちょっと一呼吸という事でうちのお弟子さんをお一人ご紹介させて頂きます。

今年の夏頃に発売されたAUDIOBASIC(オーディオベーシック)という雑誌に(主に)BRYSTONユーザーとして掲載されている記事なのですが、当方については一切触れて頂けなかったのでこの記事をベースに再度中島さんにインタビューし、フォロー記事を入れてみたいと思います。
フォロー記事と言ってもあくまで中島さんの言葉を文字にしているだけなのですべてが紛れもない事実(感想)です。
ちなみに中島さん曰く「2,3時間のインタビュー時間の半分くらいはザ・ステレオ屋さんの話しだったんだけどなあ...。」との事のようですが、記事をご覧頂ければ分かる通り一切お店の話しは出てきません。
...店名を出せとは言いませんが、せめて「懇意の店員さんのノウハウと熱意で施された数々のチューニング無くしてはこのサウンドにはならなかった。」という事実には少しでも触れて頂きたかったですね。
(つまり、そういうフォローのお話です。)

●LineUP
-Component-
○SPEAKER・・・IB1 [PMC]
○PreAmplifier・・・m904 [GRACE design]
○PowerAmplifier・・・4B-SST [BRYSTON]
○CD Player・・・X-30 [ESOTERIC]

-Accessory-
○RACK・・・QAVM(Custom) [QUADRASPIRE]
○FloorBoard・・・U1LOW-III [RASK]×2

○AC TAP・・・RCB-4 Original [ACOUSTIC REVIVE]
○Wall Outlet・・・FP-20A R [FURUTECH]

○Insulator・・・DIAMOND COATING SERIES [the j1 project]
○Insulator・・・RF-909X & RF-900 & TU-210ZX [Harmonix]
○Insulator・・・TITE SERIES [TAOC]
○Insulator・・・PF-1 [ESOTERIC]

-Cable-
○SP Cable・・・KIMBER KABEL 4TC & audioquest TYPE 8
○RCA Cable・・・KIMBER KABEL 4TC Original with WBT-0110Cu & XLO Ultra1 (RCA 1.5m) & KIMBER KABEL Silver Streak
○AC Cable・・・6N-P4060F Original

more other...


記事にもあります通り、主なヘビーローテーションジャンルは「クラブ系」。
いかにもという王道物から、トランス・エレクトロニカ・打ち込み・テクノ・DJ系・ハウス系などなど、アコースティックも電子音も入り乱れのこの手のジャンルは(そう!)まるで僕らの好きなメタル系にも通じる音の絡み合いで構成されています。
音の位置情報などにもシビアなため、モウモウとしたサウンドの古びたシステムでは音のスピード感に噛み合いが無く低音が遅れ気味になったり、かといってあまりか細い低音では(文字通りCLUBのような)音圧に乏しくなりリアリティに欠けてしまいます。

購入当初に買われたのはIB1・X-30・4B-SST・B-20などに加えてSAECのタップ・ケーブル、ラック類、その他との事でした。
(プリアンプに記事と違うm904がリストアップされていますが...次回判明いたします。)

きっかけは記事の通り、あくる日に音楽好きのソウルに火がついてしまったそうで意を決してオーディオ購入に踏み切るのですが、その際に購入以前より(音楽ジャンル的に他店では参考にならないので)当WEBサイトをくまなくチェックして大体の品目に目星を付けていたそうです。
(X-30やPMCブランドを選択しているあたりが正にといったトコロです。)
しかし、何という事か実際に購入したのは他店さん...。
当サイトのプリントを持っていくと何の打ち合わせもなくお見積もりが...結果何の疑いも持たずにご購入ということです。

購入以前にうちで相談していれば「同じPMCでもIB1にはならなかった」かもしれませんし、何よりケーブルやアクセサリー類のチョイスがまるでナンセンスで少なくとも(おそらくロック・ポップスも)クラブなんてジャンルを真剣に聴いた事のない人のセレクトだったのです。
当然、「高い買い物だった割には大してグッとこないな......。」とすでに後悔に近いお気持ちだったそうです。

そして、この後IB1との長い格闘の日々が始まる事になりますが、続きはまた後日に更新いたします。

ちなみに、当店は高いのではと思われていたそうですが、後にうちの方が安かった事を知って2重のショックになります。

P.S.
BURRN!読者の皆さん、いつも応援ありがとうございます。
簡単なレポートもありますので少しでも興味が湧きましたら、色々とサイト内を読んでみて下さい。
(このblogと上のバックナンバー以外にも左のメニュー内に読み物がございます。)

2006/11/11  17:53

THE STEREO XXCKING in BURRN!

(BURRN!風に言うと)ハイ!みんな元気だったかい?
という事で、またも内輪なネタで恐縮なのですが先月の「メタルを良い音で聴こう!」への記事協力の興奮も冷めやらぬ現状なのですが、(何と実は)今月よりEQUIPMENT BOXというコラムのコーナーで連載を始めさせて頂いております。
その名も「THE STEREO XXCKING」!カッコイイタイトルロゴも作って頂いたのが今回の画像です。
画像をよく見ると薄く’FU’と見えるように「’XX’のトコロには’FU’でも’RO’でも’BA’でも’LO’でも色々と変えられるよ、そしてSTEREOという事は右へ左へととにかく様々にみなさんの感性を揺さぶりますよ。」という思いで考えました。
今後とも楽しみにして下さい。
Connect URL

実のトコロ、兼ねてから内定していたのですが初回の掲載が何時になるかが明確ではなかったので秘密裏に事を進めて来たのです。
無事に今月号(10月号)に掲載されましたのでお披露目も兼ねてご連絡させて頂きました。

内容は勿論、ちゃんとしたオーディオでロックを聴こう!というコンセプトですが、月1ペースで文字数も意外とあるので出来るだけ分かりやすく丁寧に書いていきたいと思います。
当blogを含みWEBコンテンツや他の媒体と内容がカブる事もあると思いますが、その辺はご容赦頂きつつ、とにかく読んで欲しいワケです。

それと、(実は自分がじっくりBURRN!を読んだ事がなかったのですが^−^;)最近BURRN!を読み始めて、ふと思った事があります。
それは「ぜひ若い子に読んでもらいたい!」という事です。

少し前にも「メタルの系譜」なんてヘビメタの歴史や変遷を図式などもつけて分かりやすく書いている企画があったり、「我々は当たり前のように名盤・名作なんて言ってるけど30年も以前の作品まであるから高校生とか生まれてもないんだよね。」という思想から70's〜80'sを中心に再紹介する「名盤リスト」という企画があったりとROCKのルーツを解説してくれているのです。

「好きなBANDや好きな曲からアルバムを買う→ライナーノーツでバンドのルーツなどを知る→BANDのルーツとなるBANDを聴いてみる→繰り返す」
誰もがこんな経験があるはず(あって欲しい)でしょうから、BURRN!のようなライブレポート・インタビュー・エピソード・ヒストリーを綴った誌面こそ新しい発見があると思いますよ。(まあ、いわゆるお世辞です。)と、いう事で若えヤツは読んでみてください。

P.S.
「MUSICSHELF」という音楽情報サイトにも登場しています。
プロミュージシャンやクラブDJ、制作サイドの方や評論家とすごい面子に囲まれつつ光栄にも(多分)201人目のセレクタとして参加させて頂きました。
また後日にでも紹介させて頂きます。
ミュージックシェルフも要チェックでお願いします!
Connect URL

2006/09/13  16:28

ケーブル大全2007

こんにちは。
ネタがありすぎるのに一向に書き進められない日々ですが、今日はやっと一つ完成させられましたので更新させて頂きます。
以前に前フリだけさせて頂いた「ケーブル大全2007」の記事紹介です。
今回は当HPでも頻繁に出てくるケーブル揃いなので解説は不要かと思いますが、FAST Audio [Bicoax II]は未登場だったようですので軽めにご紹介いたします。

FAST Audio [Bicoax II] Connect URL
見た目の通り、細くシャープな音が第一の印象ですが「キンキン」とし過ぎる感じではありません。
(青い容姿に見合わず?)思い切りの良い立ち上がりで、パッと放出されたかと思うとすかさずに、散らからず潔く消えるキレの良さはクールと言えばクールです。
程良く引き締められている頃合いの良いところからもガッチリとした印象の「タイト」よりはスッとした印象の「スレンダー」と言った方がイメージとしては合っているサウンドです。

尚、当店では色々と試していた中でたまたまデジタルケーブルとして最もフィットした為に文中でもデジタルケーブルとして紹介しておりますが実際はインターコネクト、つまり普通のラインケーブルとなります。
後から調べてみると同軸構造であるという事とインピーダンスが60Ωという事なのでデジタルケーブルらしいと言えばらしいですが、ただの偶然です。

ちなみに、当店でのBicoax IIは当然の様に自作物でCARDASのRCAプラグにて制作した物がReferenceとなっております。(青と銀のツートンがこれまた格好良いんです。)
既製品(完成品)はNEUTRIK[ノイトリック]のプラグとなるのでプラグによる音の変化も大きい事と思われます。
WBTの0110Cu・0110Agあたりでも作ってみたいトコロですね。

「デジタルケーブルのインピーダンスについて」と「ケーブルの構造について」などを書こうと思いましたが予想通り長くなりそうなので、とりあえずここまでで一旦更新させて頂きます。

さわりだけ触れておきますと「ケーブルは太い方が良い」とか「シールドしてある方が良い」とか、常識みたいに言われている事は信じないで下さいね。
と、加えて(今回のBicoax IIの様に)「普通のケーブルをデジタルケーブルとして使って良いの?...全然OKです。」みたいな事をまた書いてみます。
また読んであげて下さい。


P.S.
おかげさまで「BURRN!」大好評です。
本当に嬉しい限りです。
買い物のご相談だけじゃなく「読みましたよ。」といった応援メッセージなども頂いてます。
それと、これを機にたくさんの方が遊びに来てくれています。
引き続き応援よろしくお願いします。

2006/08/31  18:43

BURRN! -2006年9月号-

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
...と少し落ち着きながら始めたくなるような話題をひとつ。

何とBURRN!の今月号(2006年9月号)に登場しました!
Connect URL

数々のロック誌で有名なシンコーミュージック社
Connect URL
「YOUNG GUITAR」や「GiGS」や「B-PASS」に加えて多くのバンドスコアも手掛けており、ロック好きなら同社の雑誌を一度は手にした事があるはずです。
そして、中でも看板となる雑誌がこのBURRN!(バーン)であり、光栄な事に今月の

◆メタルを良い音で聴こう!
HM/HRファンにお薦めする“良い音へのこだわり”
オーディオ専門家インタビュー・コンポ試聴評・etc.
の「オーディオ専門家」として、レポート(ほぼ原稿通り)やインタビュー(ほぼ会話通り)と内容の(殆ど)すべてを手掛けています。

色々と経緯や変遷もありますが、まずはご案内まで。
詳しくはまたゆっくりとご紹介させて頂きます。
とりあえずは読んでみて下さい!

たまには自分に「Excellent!」

2006/08/07  18:27

意外と有名人なんです。5

またもや久しぶりの更新となってしまいました。
日常に追われてなかなか腰を据えて書き物が出来ない事もありますが、月2回のラジオ出演・バンドなどblog以外での活動が盛んな事もあります。
(FM Salus [84.1MHz] 第1・第3水曜日「Square Side中19:20頃のブルーリーフキャッチというコーナーに準レギュラーとして出演中です。)
...と、色々と取り組んでいますので近いうちに「面白い発表」が出来る事と思います。

そんなかんなでドタバタしているので今回はとりあえず的な更新になりますが、間もなく発刊される音源出版さん恒例の「ケーブル大全2007」にも記事を書かせて頂く事となりましたので「そういえば、まだ1コ前の記事を紹介してなかった...。」という事で、意外と有名シリーズ第5弾です。

以前にいくつか紹介記事をアップしたのでご存知の方はいらっしゃるかもしれませんが、「電源&アクセサリー大全2006」に掲載された記事をご紹介いたします。
今や電源による音質効果はズバ抜けて高いことは認知されていますが、今回は様々な電源アクセサリーを聴き比べた結果オーディオをよりバチコン(言葉の内容については以前のblogをご参照ください。)に鳴らすアイテムを厳選しました。
(ちなみに...太字の見出しは音元さんが独自に作成して入れてくれるのですが、全国でもこういったスタンスのお店はザ・ステレオ屋さんだけなんですからと「バチコンサウンド」を全面に打ち出したそうです。)

大まかには記事に書かれている通りですが、FURUTECHのFP-20A Rは入手不能となったFimに代わって壁コンセントのリファレンスとなっています。
S/Nや高域の伸びなどはFimよりも優れており、Fim健在の頃から2番手の有力モデルとしてきました。
FI-25(M) RはFP-20A Rと同様に高S/Nと音の切れの魅力を持ち、発売から時間が経ったものの未だバチコン系電源プラグの定番であり継続してヒット中です。
(特にFI-25のセットは合計何本のケーブルを作ってきたかわかりません...数百は作ったかな。)

ISOCLEAN POWERのAudio Grade Fuseも今も健在で機器の持つキャラクターを変えることなく(味付けなどがなく)手軽に明瞭度の高い音質が得られるアクセサリーとして注目されています。
また、当店らしくギターアンプやコンソールやエフェクターなどの楽器用機材にインストールするユーザーも多く「弾く・聴く」の両面で活躍しています。
(Audio Grade Fuse当時の定価より変更しており現在は\3,780となっております。)

どの製品もS/N・分解能等の基本性能はもちろんロックサウンドの要であるギターの切れや抜け、全体的な音の締まり・スピード・アタック感(っていつも同じで恐縮です。^−^;)に大変優れており、ROCK・POPSをもっと良く鳴らしてみたいという方にはイチオシです。
(記事には文字数の関係もあってロック・ポップスとだけ書いておりますがハードコア・デスメタル・ブラックメタルなどの当店らしいROCKから、テクノ・クラブミュージック・エレクトロニカ[エレクトニカ?]等にも大変お勧めです。)

(特にFuseは規格がありますので)お買い物などのお問い合わせは気軽に下記までお問い合わせください。
manager@digitalside.net

2006/07/11  13:10