DENSEN BEAT B-400 PLUS


本日はもうひとつ、以前(2004/10/08)のBlogにてexposure 2010S CD Playerの紹介をした時にDENSENというデンマークのブランドについても触れましたが、(実はこっちが大本命でしたので)本日は第5回「ROCKで使えるミドル〜ハイエンドオーディオ」(機器の紹介)という事で改めての紹介です。

さて、このデンセンというブランドの雑誌の評価は(いつもの事ですが)軒並み「ヨーロッパサウンド的でしっとりしている」という傾向に書かれているようですが、実際に聴いてみると雑誌の評価とは全く異なりかなりのハイスピード系であると分かります。
また、CDP・PreAMP・PowerAMPそれぞれの音に統一性があまり高くないタイプと言えるシリーズ展開であるようです。

中でも個人的に特に押したいのは以前のblogでも書いていたCDP「BEAT B-400 PLUS」でとにかく抜けが良く音が団子になるような事は皆無で価格帯を超えて見渡しても現在最もスピード感のある(早い)CDプレーヤーです。
(真面目な音と称される)
SONYメカの持つ正確さをベースに日本人には出来ないであろう音作りのセンスで極めてシンプルな構造から極めてピュアなサウンド作りに徹底しており(むしろ鮮度感が高く変に音を作ろうとしないので音作りという言葉がミスマッチではあるのですが)高いS/Nを誇り、明確なヴォーカルの音像定位と正確に配置されたサウンドは細かく分解されてスピード感との相乗により奥行きや立体感がずば抜けて優れている傾向です。

次にパワーアンプ「B-300XS Power Amplifier」ですが、これこそ雑誌のDENSENに対する評価が最も近い傾向のようでCDPに比べると音が太めで少し丸みを帯びた印象です。
プレーヤーと同じく抜けの良いサウンドではありますが重心が低めになっている事もあって少々鈍足気味で、奥行きよりも横への広がりが意識されているサウンドだと思います。

プリアンプ「B-200 Pre Amplifier」はCDプレーヤーとパワーアンプの中間点といった感じで、一般的にいわゆるニュートラルと評価されるサウンドだと思います。
プレーヤーに比べれば少々ヨーロッパ的な?ふわっと艶やかな感じも強く、パワーアンプと比べると薄味でさっぱりとしておりスピード感が高い印象です。

...と、確かに全体的にそれぞれしっとりとした味を僅かには持っているのですが、プレーヤーだけは少々異色のサウンドです。
トータルで聴くと確かにビシビシとは聴こえませんがアンプもそこまで癖が強い程ではないので、決して甘くて優しい音ではありませんでした。
(そこで個別に聴いてみた次第です。)

また、(当然好みもありますが)デザインもシンプルで本当に格好が良く、ボディの外側は一切丸みをつけておらず安易に触るとケガをするくらいにソリッド&シャープです。
という事で、音・デザイン・CPと三拍子揃ったCDプレーヤー「BEAT B-400 PLUS」のスタイリッシュなサウンドは特に、同デザインのアンプ郡も追い込み次第でかなりシャープに鳴らせるポテンシャルを持っておりますのでデザインに惹かれた方はフルセットにて、MADE IN DENMARKな癖の少ない(美形で)シャープなイケメン君をご堪能いただければと思います。

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2005/01/29  19:18

J-ROCK01!
またもやですが、この際なのでついでにもう1枚のオリジナルベストをご紹介しておきます。
いまのところ洋楽オンリーなイメージですが、本日はJ-ROCK01というJapaneseなロック集です。

01.Like A Angel : 黒夢 (1994〜1998 BEST OR WORST HARD DISC)
02.autism -自閉症-
03.「H・L・M」 is ORIGINAL
04.Suck me!
05.BAD SPEED PLAY
06.MIND BREAKER
07.後遺症 -aftereffect-
08.少年 : 黒夢 (1994〜1998 BEST OR WORST SOFT DISC)
09.NITE&DAY
10.Spray
11.MARIA
12.虹 : L'Arc-en-Ciel (Clicked Singles Best 13)
13.DIVE TO BLUE
14.Driver's High
15.Lies and Truth
16.忘却の空 : SADS (BABYLON)
17.Teen Age : SADS (SAD BLOOD ROCK'N'ROLL)
18.TOKYO

基本的にはロックでは洋楽しかプレイ&リスニングしませんが、個人的にex.黒夢の清春(Vo.)は嫌いではないので聴いています。
黒夢は録音が悪いので残念なのですが、SADSは意外と良いほうだと思います。
L'Arc-en-Cielも良い曲が多いので何曲か収録してみました。

他にもX・hide・BOOWY等々のJロック系から、鬼塚 ちひろ・矢井田 瞳・中島 美嘉・宇多田 ヒカル・倉木 麻衣・モーニング娘。等々の歌姫・アイドルも普段からお店で聴いてますのでありとあらゆる(お若い)ユーザーさんも気軽にお越し下さい。

2005/01/29  17:30

SILVERTIDE Heart Strong
今日はまたも曲紹介ですが...実は昨日2曲紹介するつもりでしたので続きです。

Heart Strong : SILVERTIDE (SHOW AND TELL)
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新星シルバータイドのミディアムテンポなバラードナンバー。

前回と同じくこちらも振られ歌で、電話での突然の別れ話に呆然と立ち尽くす中、最後の言葉を告げられてガチャン!と電話を切られた男が「本当はまだ僕(俺?)を思ってくれている」と信じ、復縁したいと願い「I'm heartstrong(僕の思いは「強くて」変わらないんだ)」と自らに言い聞かせながらも日毎に別れを自覚して受け入れていくという、すごく切なくもあり初々しい感じもある内容です。
(振り切れなかったり、毎晩電話したりってトコロがちょっと弱いヤツ的で女々しい歌詞なんですけどね。^−^;)

メロディもいつもご紹介させて頂いているナンバーとは違ってバリバリな感じではなく、(限りなくポップスに近い)典型的なハードロックなのでどなたにも受け入れて頂けると思います。

録音もしっかりとしている方ですからオーディオリファレンス的にも十分に使えます。
個人的には同アルバム中の「Blue Jeans」というナンバーも好みで、オーディオリファレンスとしては録音の良さと音数でこちらの方が使いやすいと思います。

ここまで...
LETTERS TO YOU : FINCH
I'M NOT OKAY : mY cheMicaL roMaNcE
Heart Strong : SILVERTIDE
Buried Myself Alive : the used
Someday : NICKELBACK
...などなど、まだまだ沢山ありますが、個人的にロックバンドが作る(パワー)バラードが好きなので当店リファレンスベストのROCK03なども含めて(本当に私的に)紹介させて頂きました。
当店CD屋ではないのですが、これら(ROCK03・04・05もOkay!)の試聴に立ち寄って頂いても構いませんので気軽にご来店ください。

これらのLINEUPを見て僕が好みそうな曲がありましたらご来店・メール・お電話などで是非ご紹介して頂ければ幸いです。
(私的ですが)また「この曲いいな、色んな人に聴いて欲しいな」という曲があればご紹介させて頂きたいと思います。

P.S.
定番なんですが...
花 : ORANGE RANGE
...も、やはりすごく良い曲で(録音も良いと思います。)よく聴いています。
ちゃんとしたオーディオで聴くと細かな表現が聴き取れ、歌詞の一言一言もリアルで鳥肌立ちますよ。^−^;

2005/01/28  16:57

mY cheMicaL roMaNcE I'M NOT OKAY
この手のネタが多くて恐縮ですが、以前のFINCH : LETTERS TO YOUに続いて今日もROCKなリファレンスナンバーを1曲紹介しておきます。

I'M NOT OKAY (I PROMISE) : mY cheMicaL roMaNcE (THREE CHEERS FOR SWEET REVENGE)
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通称マイケミの代表作、彼女に振られた男が(腹癒せか恨みか妬みか強がりかも?)「お前は全然いい女じゃないから別にどうってことない」という流れで「I'm Not Okay(お前はOKじゃない)」と切り捨てるポップなナンバー。
(もちろん解釈の違いはご自由に...)
淡白な歌詞と楽観的なメロディとドラム〜リフで軽快さ満点のイントロ、実に痛快な1曲です。
残念ながら録音は悪くオーディオ的には有効ではありません(ケーブル等の聴き比べなど大枠の傾向を聴くならOkay)が、パワーバラードなので前回と同じ文句ですがロックを毛嫌いしている方は「ロックバンドも悪くないなあ」と思えるかもしれませんのでご興味湧きましたら聴いてみて下さい。

2005/01/27  18:51

King of OpenAir ATH-AD2000!

本日は、またまた第4回「ROCKで使えるミドル〜ハイエンドオーディオ」(機器の紹介)です。
ハイエンドとは言っても今回はヘッドフォンなので比較的手が届きやすい(ヘッドホンオンリーなユーザーにとってはそれでも高価だとは思いますが)製品です。

ヘッドフォンと言えばメーカーさんも公認で当店が「伝道師」的存在になったSTAXは今でも着実にユーザーを獲得しています。
元来、音楽的なSTAXですがROCKならばSR-007 -OMEGA II-とSRM-717が最高峰の組み合わせになり、いずれもグレードを落としてもヘッドホンアンプはトランジスタ(石)の方がディストーションのザラつきやピーク、歪みがしっかりと分解・再現されてお勧めです。
(真空管アンプは優しいサウンドなのでディストーションがややオーバードライブ的な印象です。)
という事もあってSR-007&SRM-717を僕なら更に低域をタイトに、全体的にシャープに追い込んでといった感じです。

加えてROCKジャンルでは生産完了したSENNHEISER [HD600]で同社の特色であるモニター調で脚色の無い正確な再生がウリの名機があり、専用のアンプとしか組み合わせる事が出来ない(為、よりメーカーのテイスト色濃く出る)STAXと異なり(ヘッドホン)アンプでのサウンドチョイスが可能な点も好みの傾向にもっていき易いと思います。


という事で、いよいよ本題です。
表題の通り、昨年末に発売されたaudio-technica [ATH-AD2000](\84,000)のインプレッションです。
まず、メーカーさんからも第一声でプッシュされたのですが、非常に軽量です。
とは言っても、他の製品からしてもせいぜい数10g〜100g違うか違わないかなのですが、持った感じも装着時もとても軽く感じられます。
サウンドもまさに軽快そのもので、特に抜け・スピード・分解能はこれまでフラグシップとしていた前述の2機種よりも高い水準であると思います。
同社(別シリーズ)の傾向とは違って低域の締まりも良く帯域バランスも良好、SENNHEISER的で同じくやや無機質ではあるものの、やはり正確な再生の部類です。

メーカーサイトなどでドライバーユニットがどうのとか、ダイアフラムがどうのと書かれていますが、個人的にはパンチング(穴ぼこだらけの)されたケースとトータル的な軽量化が(ドライバーユニットの高能率特性を)活かされている結果だと思います。
ヘッドホンにはハウジング(ヘッドホンのケース)が「密閉型」と「オープンエアー」の大きく2種類がありますが、全体域に渡って音溜まりの無い開放感や微小な音も聴き取れる透明感は正に「King of OpenAir」といったイメージでした。
個人的にも欲しい!と思ったのでいずれ購入したいと思っています。

もちろん当店が言うROCKですから音数の多い、より過激なタイプではありますが、深夜に爆音でという方やご近所への配慮必須という方からホームスタジオユースに録再現場の仕事用にもお勧めしたい一品でした。

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2005/01/26  20:06

ACOUSTIC REVIVE大特価。
本日は珍しく(^−^;)商売っ気のある更新を...
アコリバヒットモデル超特価大放出!(台数限定)です。

主要ラインナップ値上げも手伝って早期での売り切れ必至です!
当HPリピーターの皆様にはblog閲覧の旨をご連絡して頂ければ優先的に在庫確保いたしますので是非お早めに!

ACOUSTIC REVIVE [RTP-6 evolution] \94,500 → \59,000-
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ACOUSTIC REVIVE [YSS-60] \50,400 → \31,500-(ペア)
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すべて消費税・送料込みの売り切り価格です。

もちろん、音色傾向等のお問い合わせ、ご購入後のアドバイスもお引き受けいたします。

2005/01/25  20:13

HighCPオーディオ機器改造のススメ。

本日は当店ならではの日常の一コマをご紹介いたします。
(ROCK03・04・05の立役者でもあるので何気に連日登場している)Drummer's AUDIOユーザーのS君所有、Ex-pro [SA-1 Alpha]のカスタマイズです。
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要は改造なんですが(Customize:改造・顧客の注文)という意の通り、(当店は特に元々からお勧めする機器を決め打ちせずにユーザーの個性や好みでその都度選定しておりますが)よりユーザーニーズに応えるべく、合ったパーツへの交換や調整を行っています。
ギターでいうピックアップ交換やリペア、ファッションでいうデザインが好きだけどサイズが大きい服をピッタリに合わせてあげたりって感じですね。

さて、偉そうに書いたわりには今回の改造は極々簡単で、と言うのも(電源を使用しない)パッシブプリだからです。
半田が苦手でない方ならば故障の危険性も低く、効果も抜群に出ますのでチャレンジ精神のある方は是非やってみて頂きたいと思い、お披露目してみた次第です。
もちろん、パッシヴプリじゃなくても線を交換するだけならば目に付く簡単そうなトコロだけでも効果は得られますので(重ね重ねですが)不得手で無い方はカスタマイズというCPの高い音質UP方法がある事を頭に入れて置かれても良いのではないでしょうか。
(車・バイク・PC・楽器...等々、皆さん意外と気軽にいじってる事と思いますが、これらと同様です。)
(とは言え、実際の工作はあらゆる面において個人で責任を負える方のみ行って下さい。)

写真上部2枚がノーマル状態のBeforeで、写真下部2枚がAfterです。
改造は2度に渡って行い、1度目は内部配線の入れ替え、2度目は入出力用のRCA端子の交換(&内部配線材を一部捻る)といかにも簡単そうな内容です。

下部2枚の左側が1度目のカスタム後となり、内部配線材をすべて当店定番のKIMBER KABLE [4TC](ほぐして使用)に、また一般的に方向性が無いと言われているケーブルですが、間違い無く方向性と取れる音の違いが在るため、すべてのケーブルを信号の進む方向に順じて配線しています。
下部2枚の右側が2度目のカスタム後で、WBTの新シリーズnextgen用RCAターミナル[WBT-0210Cu]・[WBT-0210Ag]を使用しています。
(WBT [WBT-0110Cu]-nextgen-を自作RCAケーブルを使用している事もあり。)

また、見ての通りでセレクターは飛ばしてしまっており、出力のパラレルもカット、1系統のみの入出力にしてクロストークなどの相互性から来る影響を完全に(物理的に^−^;)取り除いています。
セレクター・方向性の成果も大きく、結果パッシブプリの長所である鮮度感が更に向上し、改造した僕自身がビックリするようなハイスピードが体験できました。

RCAターミナル[WBT-0210Cu]・[WBT-0210Ag]は情報量が豊富でパッシブが苦手な低域の密度や深さがフォローされている印象です。
nextgen専用という事ではなく、通常のRCAでも使用は可能でnextgenのRCAプラグを使用すると互いの構造上で非常に接点が小さくなるように設計されています。

当店では自作・改造・その他、様々なチューンの相談やパーツの取り寄せ、アドバイス等承ります。
気軽にお問い合わせ下さい。

2005/01/24  19:16

ザ・ステレオ屋リファレンス ROCK05!
本日はニューリファレンスディスクのROCK05の紹介です。
SETLISTを見て頂ければ分かる方も多くいらっしゃる事と思いますが、以前に紹介したROCK04・ROCK05と比べても更に過激で攻撃的なナンバーずらりと並んでいます。
(元々デス・コアだけで作成するつもりでしたので当然の結果なんですが。)

多分、少年が家で聴いていたら両親から「こんな音楽聴いちゃダメ」とか「うちの子が不良になった」なんて言われるような名曲揃いです。^−^;
(もちろん小さなお子様や心臓の弱い方の試聴はご遠慮願いますね。)

とは言うものの、実際に聴いてみるとその完成度の高さに我ながら感動です。
特に若手バンドを豊富に採用した事もあって飾りが無く(露骨で)、鮮烈でパワフルで思いっきりの良いサウンドが集まっています。
また、ギターソロのある曲も多く、選曲にあたってはリフにも重点を置いており、切り刻まれるような鋭利なギターもポイントの一つです。

加えてこの手のジャンルはとんでもなく音数が多い為、録音がつぶれがちでしたが(最近の録音なのでデジタル録音の賜物?)各曲共にかなり分解されてオーディオ的なリファレンスとしても秀逸です。

選曲にあたっては前回同様に色々と聴きながら楽曲的に良いものを第1候補に、オーディオ的に良い参考になりそうな曲を第2候補に、その双方を満たしているものを最優先に取り上げています。
では、以下セットリストご覧ください。

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ROCK05

01.Pnasonic Youth : The Dillinger Escape Plan (Miss Machine)
02.Setting Fire To Sleeping Giants
03.Elder Misanthropy : The Black Dahlia Murder (UNHALLOWED)
04.Closed Casket Requiem
05.All Against All : THE HAUNTED (rEVOLVEr)
06.Devoured By Naglfar : NAGLFAR (SHEOL)
07.Thicker Than Blood : DEATH ANGEL (The Art of Dying)
08.No
09.Antihero : GOD FORBID (GONE FOREVER)
10.Decades Of Despair : CARNAL FORGE (aren't you dead yet ?)
11.The Strength Of Misery
12.Ruler Of Your Blood [JapaneseVersion BonusTrack]
13.The Faded Line : lamb of god (ashes of The wake)
14.Tear Me Down : SPINESHANK (SELF-DESTRUCTIVE PATTERN)
15.Duality : SliPKnoT (VOL.3[THE SUBLIMINAL VERSUS])
16.Welcome
17.WITCHBURNERS : DEMONOID (RIDERS OF THE APOCALYPSE)
18.Trigger : IN FLAMES (Reroute To Remain)

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各バンドのURLを紹介しておきます。
The Dillinger Escape Plan Connect URL
The Black Dahlia Murder Connect URL
THE HAUNTED Connect URL
NAGLFAR Connect URL
DEATH ANGEL Connect URL
GOD FORBID Connect URL
CARNAL FORGE Connect URL
lamb of god Connect URL
SPINESHANK Connect URL
IN FLAMES Connect URL

それでは、熱心なROCKとオーディオとザ・ステレオ屋のファンが増えてくれる事を願って...。
最後に一言だけ、このROCK05「全ロックファンに捧げます!」by ザ・ステレオ屋 &当店のロックプレイヤーなユーザー一同

2005/01/22  18:48

最強のトランスポートX-03!

本日も連続で第3回「ROCKで使えるミドル〜ハイエンドオーディオ」(機器の紹介)です。
「最強のトランスポートX-03!」という事でこの冬のESOTERIC新製品X-03を早速レポートしたいと思います。

まず、表題であれ?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、このX-03はトランスポートではなくCDプレーヤーです。

もちろん、CDプレーヤーとしても秀逸であると感じていますがアナログアウトからの音色は「最近のエソテリックな音」で、まとめ過ぎているというか、丁寧すぎるというか、RDOT(DAC)による異常なまでのアップサンプリングでロックを聴くには少々作られた音でした。
良く言えば、VRDSの情報量・密度・コントラスト感・音の芯・エネルギー感(力強さ)を持ちつつも刺激的な鳴らし方をせず、艶やかでしっとりとした音色です。
かと言って、どクラシックといった感じではなく、個人的ですが女性ヴォーカルをリファレンスにされたような印象でした。

...と、いう事でこのコーナーではROCKで使えると定義していますので結論としてトランスポートとしての評価で取り上げたのです。

使用したDACは少し前のblogで紹介したAPOGEE [ROSETTA 200]です。
ROSETTA 200はザックバランに言えば、くっきりはっきり超シャープ系のモニター調サウンド。
X-03とのコンビネーションでは僕が思う「これがVRDS!これがロック!」と言えるようなメリハリ・ザグリのある攻撃的なサウンドに。
シンバルはシャープで弾け飛ぶ様に鮮烈で細かさと少し響きっぽい余韻が印象的。
ギターは芯のしっかりとしてサスティーンやアーミングの粘り気の再現が上手だと思います。
バスドラは深く沈み重さを感じさせる傾向で総じて抑えつけられる事が無く噴出すようなサウンドに。

前述の通り、いまいちロックが聴けるプレーヤーと感じなかったのはDACに原因ありと結論を出しました。
もちろんオーディオは開発も音出しも個人的な主観や好みで音作りをする物ですから一概に非難するような事は言えません。
ただ、(これも僕の意見ですが)VRDSメカはCDを分厚い鉄板(重り)で挟み込んで、その重りごとぶん回す「豪快で男らしい」メカニズムなのですから出てくる音にもそんな音作りを期待してしまう訳です。
(以前のVRDS機はそんな音だったので特に。)

(くしくも他社のDACとのマッチングですが)APOGEE [ROSETTA 200]を使用したESOTERICの原点回帰的なサウンドでロック等のハイスピードナンバーを、X-03の内蔵DACでしっとりと女性ヴォーカルを...という感じで聴き分けるのも有効です。
最後に、もしトランスポート単体と考えてもCPは決して悪いとは思いません。
SACD再生可能・クロック入力OK.という事ですからミドルクラスの最強トランスポートとしてご検討して頂ければと思います。

Connect URL

P.S.
兄弟機であるDVD再生可能なユニバーサル機UX-3の音作りですが、より軟らかく広がりのある音作りとなっております。
後日試聴を予定しておりますのでBlogにてミニインプレッション予定です。

2005/01/21  19:43

復活・復刻MarkLevinson!

久しぶりの更新となりましたが本日は先日のアンプジラに続いて第2回「ROCKで使えるミドル〜ハイエンドオーディオ」(機器の紹介)です。
「復活・復刻MarkLevinson!」という事でこの冬の新製品No.320Sを早速レポートしたいと思います。

MarkLevinsonと言えばプリアンプの王様の一角を担うことは兼ねてから有名な話ですがロングセラーとなった前No.38シリーズはそれまでのMarkLevinsonの方向性を少し変化させて、クラシック主体のオーディオ市場に合わせた為か、(まだその頃は)大きなマーケットであった日本のユーザーに合わせた為か軟らかさと広がりを持たせた(ある意味)ヨーロッパ的なサウンドとなっていました。

実際に、元来持ち合わせていた抜けや切れの有る小気味の良いサウンドテイストはそのままに柔軟さと優しさを身に付けたモデルは十分に多くのユーザーに支持されていしたが、創業当初からのマークレビンソンサウンドからは離れてしまった為に前衛的でしびれるようなサウンドのモデルを待ちわびる声が多くあったことも事も事実です。

そもそものMarkLevinsonサウンドとは、まだ昨今(当店)のようなクリアでハイスピードなオーディオの展開が皆無に等しい頃から既にずば抜けた切れとスピード感があり(ドンシャリと皮肉られる事も...)有名なスタジオやエンジニアの間で重宝された事もあってMarkLevinson=ハイエンドなロックサウンドと位置付けられる事が多かったブランドでした。


もちろん、この前置きが正に今回の新作No.320Sのサウンドを象徴しており、極めて明快(明解)で圧倒的に抜けが良く、その恩恵として立ち上がり・切れ・定位と豊富な(音の)情報量に負けず、1音1音を見事に分解してくるスタイルです。
さらに創業当時より受け継がれた強く張りのあるパワー感、加えてNo.38時代に吸収したノウハウか(特に奥行きの)音場性も向上している印象でした。
簡潔な言葉でのイメージは「Tension&Fresh」(張り・鮮明)といった感じです。


...と、ウィークポイントの無さそうな書き方ですが(特にロックオーディオ的には)極めて完成度が高い事に間違いはありません。
強いて言えば粗やムラが少ない優等生的なサウンドである事、ビシビシと緊迫感の高い張り詰めた音の傾向でどこか無機質な感じがあるかと思います。

もちろん僕がここで取り上げた訳ですから、力強くも疾走感のあるロックなサウンドのデバイスとして強くお勧めしたい一品です。
詳細・試聴希望・鳴らしこなし・その他、気軽にお問い合わせください。

Connect URL 製品サイト
Connect URL 本国サイト(歴史などはこちらで)


P.S.
No.320Sの兄弟機(兄)のNo.326Sはより情報量が多く、濃密で安定したサウンドとなっています。
少し艶っぽさが有りいわゆる質感高いと言われる感じで、しなやかさと広がりをアドオンしたサウンドになっています。
もちろん、こちらも気軽にお問い合わせください。


P.S.2
インフラ・ネットワーク整備などで年末より更新が滞っておりました。
楽しみにご来訪いただいた皆さまにはお詫び申し上げます。
今月は月末まで毎日更新いたしますので引き続きのご来場お願い致します。

2005/01/20  19:58

最強のラインナップ。

土日でラストを飾るロックフェスティバルですが、予てからの予定通りに
SPREaD SPECTRUM TECHNOLOGIES(S.S.T.) [SON OF AMPZILLA 2000]・PASS Laboratories [X2.5]・ATC [SCM12]
が登場しています。

更にスペシャルゲストにQUAD [77-11L](写真:積み上げられたPMC TB2+・DB1+の上に載っているブックシェルフモニター)が来ています。
ファーストインプレッションは当店で大ヒットさせたElectro-Voice [Pastorale]を彷彿させる「フラットな特性と音楽性」という印象でした。
ヴォーカルが気持ち良く歌っている感じでなかなか秀逸です。

関係者さんからもとっても好評な「ザ・ステレオ屋 ROCK Festival 2004」も残るところもあと2日です。
今まで行き辛かった、入り辛かったオーディオショップの固定概念が吹っ飛ぶはずです。
これを機にぜひ遊びに来て下さい。(!)

2004/12/24  19:36

ご紹介遅れました。

当店デモンストレーション機に新顔が加わっていますのでご案内いたします。
プロ用機器D/A ConverterのAPOGEE [ROSETTA 200]です。

多彩な入力・出力機能とレコーディング機器ブランドならではの正確なデコードで輪郭・立ち上がり・定位という精巧さを要求する局面においては最高峰のサウンドを作り上げ、\395,000(税別)ながらモニター調のコンバート用途では上級機を凌駕する能力を持っています。

写真下に移っているESOTERIC [G-25U]とのマッチングも良好で、現在進行中のイベントではモニター聴き比べ、ケーブル・アクセ聴き比べ、このAPOGEE [ROSETTA 200]を使用したクロックジェネレータ有無の聴き比べと盛りだくさんでお待ちしております。

プライスも輸入元エレクトリの(公認)APOGEE推奨取扱店である当店でしか提供することの出来ない価格にてお待ちしておりますので気軽にお問い合わせ下さい。

2004/12/13  18:54

Klipsch参戦!

予想以上に好評いただいています「ザ・ステレオ屋 ROCK Festival 2004」ですが、予定より早くKlipschのモニターが参戦してくれました。
今回登場したのはKlipsch [RF-35]フロアモニターとKlipsch [RB-35]ブックシェルフモニターの2機種(国内展開主要モデル)で極僅少ながら年末までに納品が間に合う可能性もありますので、試聴・ご購入ともにお早めに参加ください。

開放的で前に飛んでくるサウンドはハードロックカフェオフィシャルモニターの名に相応しく、ホーンならではのモニタリングと高能率・高CP・高耐久とロックオーディオのビギナーにもお勧めしやすく選択肢の一つとして外せない製品です。

年末まで引き続き当店のオーディオライブにてモニター可能ですので聴きに来てやって下さい。

2004/12/13  18:34

PMCアップグレード&キャッシュバック。
先日の「新旧PMC聴き比べました。」で興味を持っていただいた皆様には前回に続いて「前身モデルユーザー向けにアップグレードサービス」と「新型購入ユーザー向けにキャッシュバックサービス」をお知らせ致します。

アップグレードは当店(ヘビームーン公認PMC取扱店)にてお申し込み可能で、特別価格にて承りますので気軽にお問い合わせ下さい。

各種アップグレードは以下価格となっており、
DB1+ \58,800/ペア
DB1+C \29,400/1台(センター)
TB2+ \76,650/ペア
TB2+C \38,325/1台(センター)
FB1+ \87,150/ペア
※上記送料は純正箱をお持ちのお客様向けの価格です。
※純正箱をお持ちでない方は有料になりますがお貸し出しいたしますので申し込み時にお問い合わせください。
上記以外に返送時の送料が1機種あたり(ペアでも1台でも)\1,050別途チャージされます。

アップグレードサービス内容は以下の通りで、
1. ツイーター交換(アルミハードドームツイーターからファブリックソフトドームツイーターへ変更)
2. 新開発クロスオーバーネットワークへの交換
3. トランスミッションライン内へのダンプ材追加(DB1シリーズは除く)
4. 測定チェック
と、ほとんど交換に近い作業が実施されます。

サービス実施方法は以下の様になっており、
1. お申し込み順に当社よりお客様へ受け付け開始のご連絡を差し上げます。
2. 当社内にてアップグレードサービスを行ないます。
3. サービス完了後代金お振込み確認の上お客様へスピーカーを返送いたします。
(店頭受け渡しの方は引き渡し時の清算で結構です。)
※ サービス完了期間はお預かり日から約1週間となります
店頭からのお申し込みでは、より多彩な配送方法を利用して頂けます。

例えば、(発送は純正箱を所有の前提です。)
ユーザーがヘビームーンへ発送→お支払い・受け渡しは当店
ユーザーが当店へお持込み→お振込み後ヘビームーンよりご自宅へ発送
などなど、その他ご相談に応じて臨機応変に対応いたします。

予約制となりますので事前にお早めにお申し込みください。
Connect URL


キャッシュバックはPMC新製品以外にも取り扱いブランド全般に適用され、

キャンペーン対象製品は以下ブランドとなります。
PMC:スピーカー・5.1chパッケージ・サブウーハー(スタンド・ブラケット類は除く)
BRYSTON:アンプ
Vitus Audio:アンプ・フォノイコライザー
projection design:プロジェクター[Action! model one]
Optoma:H-57

キャンペーン期間:2004年12月18日より2005年1月31日まで
※期間中に対象製品を購入されたお客様、または製品購入の契約を済ませ当社にオーダーが届いている件を対象といたします。
キャンペーン内容:キャンペーン対象製品をご購入いただいた後、製品に封入されている愛用者登録カードに必要事項を記入し、アンケート欄に「TAXバック希望」と明記していただきます。また、購入時の販売店発行の領収書(該当製品の購入金額が証明できる明細)、またはそのコピーを添付し当社までお送りください。
毎月末日に集計し、翌月末日に当社より該当金額の郵便為替を発送いたします。
該当製品の購入金額の証明できる明細がない場合、ご返金できない事もございますのでご注意ください。

PMCプロダクト Connect URL
その他のブランド Connect URL

それでは、ご利用お待ちしております。

2004/12/13  18:18

新旧PMC聴き比べました。

今回のロックフェスティバルでPMCコンパクトモニターの新作を揃えたので、せっかくですから個人所有のDB1SMを持ち出して聴き比べてみることにしました。
比較ショートレビューを掲載しますので新規購入やアップグレードを検討されている方は参考にして頂ければと思います。

DB1SM・・・最も硬質でスッキリハッキリ系。
DB1+と比べると中域がやや薄く低域の量感高く高域が華やか、全体的に密度が低く粗めに感じられる事もありますが音場はこちらの方が広く感じられます。

DB1+・・・繋がりが良くウェルバランスでフラットな印象。
中域が少々奥で定位していた感のある前作に比べ、全帯域のスピードが揃ってまとまりのあるサウンドですが、少々地味な印象でコンパクトにまとまり過ぎている感も。
前作に比べても低域はより深さが出て、低い帯域までしっかりと出せていますが兄貴分のTB2+やラージウーハー程にはさすがに量感はありません。

TB2+・・・ハイスピードでモニターサイズを遥かに凌駕するハイクオリティドンシャリモニター。
脅威の低域量は今作でも健在、パンチの効いたヘヴィベースとビシビシ飛んでくる高域がウリです。
ツイーターに合わせてネットワークも見直されたという事で中域の張りが出るのではと思いましたが良くも悪くも前作のキャラクターを引っ張っており、やや中抜け気味に感じられるバランス感です。
しかしながら全体の解像度は確実な向上を見せており、音の見通しが良くなっています。
個人的にはクラブ系ソースとのマッチングが最も良好で、次いで音数の少ないソースでの余裕あるモニタリング向きの印象です。
(ロックでは少々低域の締まりに課題があるかもしれません。)

前シリーズも試聴の上で個人的に購入したのがDB1だった訳ですが、今回もDB1+の完成度の高さには舌を巻きました。
個人的に低域フェチではない為、必要十分の低域と何よりこのコンパクトなボディからしか出す事の出来ないスピード感と定位感は同価格帯のみならず他を圧倒するものと思います。

...という事で、好みもありますが新規購入やアップグレード、お勧めです。

2004/12/11  19:15

P.S. ROCK Festival 2004

「ザ・ステレオ屋 ROCK Festival 2004」で使用するケーブル等を少々紹介します。

と、言っても自作が多いので素材の紹介をダイジェストで...
もちろん、当店が採用するのですから市販される殆んどの素材を聴いた上で抜けの良さやS/N、甘さや低域の緩みがないものを筆頭に鮮度感やハイスピード性のアイテムをピックアップしています。

主な使用ケーブル・プラグだけ紹介しておきます。

KIMBER KABELE [4TC](青黒の編み込みケーブル)・WBT [WBT-0108]・WBT [WBT-0110Cu]-nextgen-(4TCに付いているRCAプラグ)・DIVAS [14-2CT]・DIVAS [14-4CT](直近のblogでシステム全貌写真の上部にが写っている赤青のケーブル)・Harmonix [HS-101]・FURUTECH [FI-25M R]・FURUTECH [FI-25 R](透明のボディに黒のFURUTECHプラグ)・ザ・ステレオ屋OriginalSingleWireCu(銅の針金「俗に言う単線」)・ACROLINK [6N-P4050F改](白黒ケーブル:屋内配線用の2mmφ単線Fケーブル「被覆を全て剥いだツイスト仕様」)・WATTaGATE [330i]・WATTaGATE [350i](ザ・ステレオ屋OriginalSingleWireCuと組み合わされている黒いプラグ)・QED [SILVER ANNIVERSARY]・QED [GENESIS]

などなどが現在のレギュラー枠でしょうか。
(もちろん今も尚、新ネタを見つけては日夜聴き比べしています。)
自作ケーブルのメリットとしてCPの高さがありますが、基本性能は市価の倍くらい(自作で\25,000なら市販で\50,000に匹敵)あると言っても過言ではありません。

また、音色・音質の違いやCP確認のためにお手持ちのケーブルをご持参して頂いても構いません。
普段お使いのケーブルと聴き比べて頂ければ自作ケーブルの魅力をよりご理解いただける筈です。
なお、ロックフェスティバルと並行しておりますが、クラシック・ジャズを中心とするユーザーさんも大歓迎です。
気軽に遊びに来て下さい。

2004/12/11  18:14

ザ・ステレオ屋 ROCK Festivalのご案内。

色々と悩みましたが...今年の冬は
「ザ・ステレオ屋 ROCK Festival 2004」に決定しました!
ハイスピード・シャープ・高S/N・フラット・エネルギッシュをキーワードにロックが鳴らせる数々の(中価格層)モニターを終結!
1個↓で紹介したオリジナルリファレンスディスクROCK03・ROCK04もヘビーローテーションに加え、激しくもハイレベルな音を約束します。

...まず始めに、当店のイベントは(高級品ズラリの出来レースでも、能書きたらたらの論法会でも、耳の悪いor遠い評論家の再生芸術、もとい差異性話術の様な)どこでもやっている「つまらない試聴会」ではありません!
「完全なるユーザー思考」をモットーに既成概念を与えないモニターの聴き比べからケーブルの聴き比べ、各種アクセサリーを駆使したセッティングで「どのモニターをどう鳴らすのが(自分にとっては)一番良いのか」を探ってもらうレクリエーションandプレゼンテーションです。

そのため、今回よりジメジメしたイメージの「試聴会」という言葉も使いません!
当店が開催するのは「オーディオライブ」です。
期間は12月26日(日)まで毎日ブース開放中!(店頭にて気軽に試聴希望の旨お伝えください。)
更に11日・18日・25日の土曜日と26日は終日集中的にオーディオライブと実践的なレクチャー・アドバイスを店長が実演しています。

もちろん、ただ単に当店の音出しでMyCDがどんな風になるか興味があるとか、ケーブルやアクセだけの聴き比べでも、お買い物前提じゃなくてもNoProblemです。
時間も内容もすべてフリーで気軽にお楽しみ頂けます。

今回ピックアップしたアイテムは
●PMC [LB1 Classic]
●PMC [DB1+]
●PMC [TB2+]
●JBL [4312D]
●ECLIPSE TD [TD712z]
●KRK [S8]
●Vienna ACOUSTICS [S-1](←知る人ぞ知るロックが鳴らせるスピーカーです。)
まずは上記モニター郡です。

送り出しは当店の伝家の宝刀METRONOME TECHNOLOGIE [T1i Signature]に中々「これだっ」といったアンプが無いので使い続けているUNISON RESEARCH [Unico i]でのドライブです。

これに加えて、Klipsch Connect URL のモニターが来週あたりからゲスト参加、12月22日〜26日(26日は休まず営業)にはSPREaD SPECTRUM TECHNOLOGIES(S.S.T.) [SON OF AMPZILLA 2000]・PASS Laboratories [X2.5]・ATC [SCM12sl]がゲスト参加します!

これらを更に洗練したケーブル・インシュレータ・アクセサリーで(コンセプトが違いすぎる事もあって)他には絶対真似の出来ないハイクオリティサウンドと飾り気の無い気軽なオーディオショップを体験して下さい。

もちろん当店シアター用リファレンス(業務用)Electro-Voice [940D]もご希望とあれば鳴らしたいと思います。
ロックと銘打っていますが、J-POPSや女性ヴォーカルも超得意分野でもちろんジャズ・クラシックも大歓迎です。
お気に入りのディスクをご持参の上、ご来店ください。

2004/12/07  18:51

ザ・ステレオ屋リファレンス ROCK03・04!
今日は(ある前フリとして)僕のオリジナルベスト盤の紹介です。
その名もROCK03・ROCK04!
収録曲を掲載しますので、これは!と思ったらぜひ遊びに来て下さい。

ちなみに、某ロックオーディオ雑誌(気取り)で取り上げているような手堅いセットリストではありません。
(...と言うより、あれはROCKと言うよりAORとJAZZだよね...40代以降にしか目が向いていないもの...。)
2000年以降のアーティストや音源を中心にDEATH(デス)・CORE(コア)・SLASH(スラッシュ)・METAL(メタル)・PUNK(パンク)・ALTERNATIVE(オルタナティブ)系の楽曲で個人的な好みとオーディオで聴くのに適していそうな楽曲を集めてみました。
ハイスピードワーク、超絶ギターソロ、ツーバス等々の「これぞ本当の現代ロック」なナンバーをシャウト系、歌物系を織り交ぜて収録しています。

また、こと「録音が悪い」というイメージのジャンルで当店のユーザーさんにも「ロックは好きなんだけどしばらく聴いてなかった」なんて方が多くいましたが、当店で久しぶりにこのROCK03・04を聴いて「意外と録音が良くてびっくりした」「下手なクラシックよりよっぽどオーディオ的にもリファレンスになる」「ROCKが好きになって聴き始めてる」と嬉しい反響が多く当店では日夜に大変な活躍をしています。

またまた、ROCK03は僕のフル監修ですがROCK04はDrummer's AUDIOのS君がサポート監修をしてくれています。(まもなくROCK05が仕上がります。)
他にも今後はギターリフ・ソロ・ツインワークなどの名演を集めたGUITAR01やトリビュートやカバーを集めたCOVER01等々...たくさんのオリジナルベストを作成したいと思っています。
ROCK好きなら誰でも飛び入り参加大歓迎なので、どんどん(お店に遊びに来て仲良くなって)ベスト盤作成に協力して下さい。
あとは黙って以下セットリストを見てくれれば当店の魅力が分かる(はずな)のでご堪能ください。

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ROCK03

01.Maybe Memories : the used (the used)
02.The Taste Of Ink
03.Buried Myself Alive
04.Flat On The Floor : NICKELBACK (THE LONG ROAD)
05.Do This Anymore
06.Someday
07.Someday AcousticVersion [JapaneseVersion BonusTrack]
08.Losing My Grip : hoobastank (hoobastank) [JapaneseVersion BonusTrack]
09.Not Falling : MUDVAYNE (The End Of All Things To Come)
10.the patient mental
11.Stepping Outside the Circle : SHADOWS FALL (The ART OF BALANCE)
12.Mystery of One Spirit
13.Triple Corpse Hammerblow : Children of Bodom (HATE CREW DEATHROLL)
14.Somebody Put Something In My Drink [JapaneseVersion BonusTrack]
15.I am Vengeance : NAGLFAR (SHEOL)
16.Unleash Hell
17.Never Again : NICKELBACK (SILVER SIDE UP)
18.How You Remind Me
19.Needled 24/7 : Children of Bodom (HATE CREW DEATHROLL)

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ROCK04

01.THE SADIST NATION : DARKEST HOUR (HIDDEN HANDS OF A SADIST NATION)
02.THE MISINFORMATION AGE
03.Body Bag : OBITURAY (CAUSE OF DEATH)
04.THE ONLY : STATIC-X (SHADOW ZONE)
05.Underdose : INME (overgrown eden)
06.Mosaic
07.Revolution Man : THE UNION UNDERGROUND (An Education in Rebellion)
08.All That's Left : THRICE (ARTIST IN THE AMBULANCE)
09.Paper Tigers
10.Speed Parade : slash's snakepit (AIN'T LIFE GRAND)
11.Take My Hand : HEAVEN 'N' HELL (sleeping with angels)
12.Rookie of the Year : FUNERAL for a FRIEND (Casually Dressed & Deep In Conversation)
13.LETTERS TO YOU : FINCH (WHAT IT IS TO BURN)
14.Hold My Finger : sikTh (THE TREES ARE DEAD & DRIED OUT, WAIT FOR SOMETHING WILD)
15.Suffice [JapaneseVersion BonusTrack]
16.A Piece Of My Life : caliban (SHadow HEARtS)
17.Left Behind : SliPKnoT (IOWA)
18.Pulse of the Maggots : SliPKnoT (VOL.3[THE SUBLIMINAL VERSUS])
19.Helmet : DIMENSION ZERO (THIS IS HELL) [JapaneseVersion BonusTrack]

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選曲にあたっては色々と聴きながら楽曲的に良いものを第1候補に、オーディオ的に良い参考になりそうな曲を第2候補に、その双方を満たしているものを最優先に取り上げていったつもりですが少々ロックのヒットチャートから遠のいていたのにも関わらず、知らず知らずながらヒット曲を入れていたそうでみなさんに驚かれましたが自身が最も驚ろきました。
やはり良い曲は良い曲という事ですね。

最後に各バンドのURLを紹介しておきます。
(ほぼ全部のバンドがオフィシャルサイトを所有している事にびっくりでした。^−^;)
試聴用のダウンロードも出来るので色々とチェックしてみて下さい。
the used Connect URL
NICKELBACK Connect URL
hoobastank Connect URL
MUDVAYNE Connect URL
SHADOWS FALL Connect URL
Children of Bodom Connect URL
NAGLFAR Connect URL
DARKEST HOUR Connect URL
OBITURAY Connect URL
STATIC-X Connect URL
INME Connect URL
THE UNION UNDERGROUND Connect URL
THRICE Connect URL
slash's snakepit Connect URL
HEAVEN 'N' HELL Connect URL
FUNERAL for a FRIEND Connect URL
FINCH Connect URL
sikTh Connect URL
caliban Connect URL
SliPKnoT Connect URL
DIMENSION ZERO Connect URL

それでは、熱心なROCKとオーディオとザ・ステレオ屋のファンが増えてくれる事を願って...。

2004/12/07  17:41

TD712z & 4312D デモ機導入しました。

ショウのレポート時にお伝えしていました通り、数機種のデモ展示機を導入しましたのでご案内いたします。

まずは、富士通TENのECLIPSE TD712zです。
Connect URL
2004/09/18のBlogに書いた通りTD512の弱点を見事に克服しています。
(本質的にはどんなスピーカーもそうなんですが)ポッと置けばある程度鳴ってくれるような音場型の美音系スピーカーと違い、このスピーカーはすごくセッティングにシビアなので腕の無いお店、ユーザーでは力を引き出す事が出来ません。
ご興味の有る方はぜひ当店のならではのシビアなセッティングで試聴してみて下さい。

次に、JBL 4312Dも導入しています。
こちらも2004/09/30のBlogに書いた通りで大体インプレッション通りですが、ここでは手短に特筆すべき点だけ...大きくはみんなの知っているロングセラー機と同じ毛色の4312で間違いありませんがやはり低域のスピード・切れを身に付けたという(好)印象です。
もちろんロックオーディオの登竜門的モニターとしてのポテンシャルも十分です。
こちらも高域・中域のアッテネータ(レベル)等の調整にシビア且つ高レスポンスなので凸凹を正しながら各ユニットをきれいに繋げていく3wayならではの難関があります。
お店では秘伝のノウハウ・テクニックの話しが聞けるかもしれませんので気軽に遊びに来て下さい。

各バックナンバーはConnect URLからご覧ください。

2004/12/04  19:07