ザ・ステレオ屋オリジナル『MS-12A TS』モニタリング開始します!

11月 2nd, 2009

表題の通りですが、当店オリジナルの電源ケーブル『MS-12A』(TIGLONベース)のモニタリング…いわゆるレンタルを開始させて頂きます!

モニターの条件は…
●身分証明書(免許証・保険証・社員証など)を提示いただくこと。
●往復の送料(着払い発送、元払い返送)をご負担いただきます。
 ※ただし、お買い求め頂いた際は1,000円のキャッシュバック。
●配送業者は指定不可、配送センター留め、身分証にてご呈示いただいた以外への配送不可。
●送らせていただくケーブルはあくまで商品となりますので、汚されたり、傷つけられた場合はご購入いただきます。
 ※レンタル品はプロト(試作等)ではなく、量産品(完成品)ですので、そのままご購入いただいても結構です。
 ※レンタル品は正式型番:MS-12A TS 長さ:1.5m 1本となります。
★ザ・ステレオ屋リピーター様には身分証のご呈示を割愛していただける場合がございます。
…となります。
いずれも『原則』とさせていただきますので、まずはお問い合わせください。

モニタリング開始を記念して、オリジナルの「TIGLON MS-12A」とのvsレポートを掲載します。
【CPにこだわったオリジナルvsオリジナルの弱点を払拭したTSモデル】
(TIGLONさんのご理解を得て、)かなりストレートに書かせていただきます。
『以前のレポートの通り、同価格帯の他のモデルに比べれば既に非常に魅力的である前提ですが、』
TIGLONオリジナルは…
●ややレンジが狭い。
●わずかにこんもりしている感がある。
●決して鈍足ではないが、少しスピード感に欠ける。
●抜け、切れ、音の収束感、エッジの明瞭感がもう一歩。
●それでもCPは抜群で、(特にあえて用意したのかな?)1.2mモデルなどはかなりのお買い得感。
…といった印象だったので、それならっ!…と今回のプラグ変更をすぐに閃き、実践したというわけです。

採用したFURUTECHの「FI-28 R&FI-28M R」は、とにもかくにもS/Nが高いので…
●更なるS/N感の向上で、音像・音場ともにすっきりと見通しが改善されています。
●エッジが尖ったり、立ったり、鋭利になっているわけではないのですが、分解能が向上して明瞭になっています。
●S/N感の向上と同義ではありますが、付帯音(音の贅肉感)が落ち、立ち上がりや切れの向上に繋がっています。
●かといって、(基本の線材や構造に変更はありませんので)芯が細くなったり、弱々しくなることもありません。
●これらの相乗効果として、レンジ感が向上し、やや音場が広くなり、音像定位がより良くなっています。
…と、(普段からあまりベタ褒めするタイプではありませんが)オリジナルの『ちょっと気になった点』は見事に改善・払拭されていると思います。

今一度、誤解の無いように書いておきますが、あくまで『ザ・ステレオ屋(黒江)的』な好みとしてです。
決して万人受けする傾向ではないと思います。(無着色・無脚色=ニュートラル・フラット・モニター系にはそこそこ健闘してくれるとは思うのですが…。)
他のエントリーなども参考にしていただき、好みが合いそうな方はぜひお声を掛けてください。

既に当店のサウンド傾向をご周知のユーザーさんへは、ザ・ステレオ屋(黒江)の自信の一作です!ぜひお試しください!

ご連絡お待ちしております。

商品のお問い合わせ/ご注文/その他は黒江直通メールにてお願いします。
manager@digitalside.net

Beat Sound誌にて連載開始します!

10月 31st, 2009

久しぶりの更新です。(色々と忙しくしておりました…。近いうちにその成果をお届けできるかもしれません!)

BURRN!・CDJournalと続いて、3誌目となりましたが、
オーディオ業界で最大手のステレオサウンド社から発刊されているロックとオーディオ(音)の蜜月な関係を分かりやすく紹介する、季刊「Beat Sound」誌にてコラム『Secret groel -静かなる咆吼-』を連載させて頂くことになりました!

今号より季刊化されるというタイミングで、オーディオ(業界)のこと、音楽のこと、製品のことを好きに書いて欲しいそうです!(笑)
今号は自己紹介程度になりますが、ご用命の通りに好き勝手に書いていきたいと思います!
ぜひ書店などでお買い求めください!
http://www.stereosound.co.jp/bsweb/13.php#contents
(11月4日発売です。)

黒江は元気です!
みなさん、どんどんお問い合わせ、ご来店お願いします!

TIGLON MS-12A ザ・ステレオ屋 Edition 発売!

10月 20th, 2009

お待たせいたしました!

タイトルの通り、兼ねてから予告をしておりました【ザ・ステレオ屋オリジナル】第1弾の電源ケーブルを発売します!

ブランド名:the stereoya (TIGLON)
型番:MS-12A TS (1.5m)
価格:36,000円(税込)
※価格は直販価格の金額となります。楽天やYahoo!では37,800円の予定です。
※ご希望の長さにて対応可能です。お問い合わせください。
※通常納期はオーダーを頂いてから3営業日となります。

発売を記念して、KIMBER KABELE 4TC自作ケーブルとのサウンド比較をレポートします。
(MS-12Aオリジナルとの比較は以前のエントリーをご覧ください。)

【『4TC』がMS-12A TSよりも『優れている(好み)』と感じた点】
◆チャンネルセパレーション(ステレオ感)が良い。
  これは4TCの方が音の粒(口の大きさや音の輪郭)が小さいことにも通ずる点で、
  4TCの方がピンポイントに音が現れ、『点』という印象を持ちました。
  音の粒(音の輪郭)が大きいと、隣接・近接する音同士が被ったり、
  重なる面積も増えてしまうため、音がまとまりやすく、結果としてステレオ感が減退する傾向のようです。
◆やはり高いスピード感。
  荒っぽいとも言えますが、ノンシールド・導体の線数の少なさ(シンプルさ)などが影響しているのでしょうか、
  (悪くも取れますが)溜め・引っかかりの皆無なサウンドは、直線的に、刺激的に切れ込んできます。
◆とにもかくにもあっさり・さっぱりとしたサウンド。
  今回のMS-12A TSにも採用している通り、FURUTECHのプラグは抜群にS/Nが高いのが最大の魅力です。
  この『FI-28 R&FI-28M R』を使用すると4TCもかなり高いS/N感となり、
  贅肉の一切無いスリム&タイトサウンドは硬質でハイスピードなジャンルには欠かせない要素です。

【『MS-12A TS』が4TCよりも『優れている(好み)』と感じた点】
◆何と言ってもS/Nの高さ。
  「黒江的感覚」ですが、僕は…
  『S/Nはそのままで情報量が高くなると、音量が大きくなったように聴こえ、』
  『情報量はそのままでS/Nが高くなると、音量が小さくなったように聴こえる。』
  …もの(一概ではないですが、多くは)と考えています。
  まず4TCを聴いた後に、このケーブルを聴いた時、
  正に「音量が下がった=荒っぽさが無くなった=クリアになった」と感じました。
  前述の通り、4TCもプラグを同等のもの(FI-28 R&FI-28M R)にすることで僅差にはなりますが、
  聴き比べると『音の埋まっていない(鳴っていない)スペースの静寂感』などに明らかな違いを感じることが出来ます。
  また、S/Nの高さは『音』そのものにも影響を受けていて、少々ギザギザ感のある4TCに対して、
  MS-12A TSは整っていて、且つ安定感があり、切る度に少し表情が変わる4TCと比べて、
  MS-12A TSはどこで切っても同じ表情の金太郎(飴)といった印象です。
◆高い解像度。
  特に低域が顕著ですが、ややローカット気味の4TCと比べると『1段深く低音が沈み込む』印象です。
  (4TCが浅いのではなく、MS-12A TSが非常に優秀とも言えますが。)
  かといって、低音が唸ったり、暴れたりすることがなく、きちんと制御されているといった感じです。

【どちらが良い悪いではなく、総合的に感じたこと。】
◆『点』のインパクトが秀逸な4TC/『面』のインパクトが秀逸なMS-12A TS
  キーン・カーンといったカップ打ち(シンバルの中央(芯)付近を叩く音)などは、
  鋭利・鋭角な4TCの方がリアルに聴こえますが、
  スネアやバスドラのインパクト音は明らかにMS-12A TSが鮮烈・明確にリアルなサウンドです。
◆歪めば歪むほど細かいザラザラ感が活きる4TC/ピッキングのタッチも正確なMS-12A TS
  ひょっとしたら録音されている音よりも歪んでしまっているのかもしれませんが(笑)、
  4TCの荒っぽさが活きてくる面も。
  MS-12A TSは4TCに比べれば歪み感が抑えられているようにも聴こえますが、
  ピッキングの加減なども正確に感じますし、音の表面のディテールが細かく見える印象です。

【MS-12A TS お勧めポイント】
今まで色々なケーブルを試してきましたが、粗すぎず、抑えすぎず、シャープすぎることもなく、鈍足でもなく…と、
かなりニュートラル感・バランス感の良好なモデルであると自負しています。
オリジナルのMS-12Aを聴いた時「S/Nがもう少し良くなれば、相乗効果で気になる点も改善されるのでは?」と、
感じていた点がものの見事にクリア出来ていたのでよかったです。

同価格のケーブルと比べた場合、勝手な基準ですが…
S/N感:◎
スピード感:○
帯域バランス:◎
シャープ・タイト感:○
硬質感:○
軟らかさ:△
マイルド感:△
重厚感:△
輪郭・切れ:○
音場:△
音像:○
…と、硬質感などを例にするなら、「緩くはないけど、もっとシャープなケーブルはある。」といった感じです。
メタルはもちろん、ロック・ポップス・ハウスやクラブなどなど10代~30代を中心リスナーに持つ音楽ジャンルにお勧めです!
初回入荷数に限りがございますので、お求めはお早めに!

P.S.
もちろん、僕がイケる!と思って実現させたことですから自信はありますが、万人に好評だとは思っていませんので
このレポートをよくご覧いただいてご購入いただければと思います。
(非常に高価なプラグを使用していますので、お買い得感はあるかと思います!)
あ、そうそう、オリジナルは1.2mと1.8mの2種類なのですが、1.2mだとラックの上部に届かなかったり、
1.8mだと(ケーブルがやや硬めですし)長すぎて持て余したりしてしまったので1.5mという「絶妙な」長さもイチオシポイントです!(笑)

商品のお問い合わせ/ご注文/その他は黒江直通メールにてお願いします。
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ザ・ステレオ屋 『楽天市場』店オープン!

10月 17th, 2009

当HPのリニューアルと並行して進めていた、新規ショッピングサイトが堂々オープンしました!

この度、ザ・ステレオ屋 [digitalside]は、
より多くのユーザーさんにご利用いただけるよう、業界最大手であり、最古参の巨大WEBショッピングサイトである
【楽天市場】さんに進出させていただきました!
http://www.rakuten.co.jp/digitalside/

以前よりご利用いただいている【Yahoo!ショッピング】と同様、末永くご愛玩いただけますようお願い申し上げます。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/digitalside/

昨日にご紹介いたしました『BestGear』誌(に登場)の内容の通り、
my-musicstyle/BURRN!/CD Journal/etc….と、
ザ・ステレオ屋は『商売だけではなく、』新たなユーザー創出のための(課外?)活動も一生懸命にがんばっております。
この先も末永く続けていけるように、(どんどんとは言いませんので!笑)機会があればご利用いただけると幸いです。

なお、Yahoo!ショッピングおよび楽天市場に掲載の商品以外も多数取り扱っておりますし、直接メールをいただければ
更にお安くご提供させて頂きますので、気軽にお問い合わせください。

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BestGear 12月号

10月 14th, 2009

に、黒江が登場いたします!

しかも、書籍最大手の1角を担う、徳間書店さんの『ベストギア』です!

最新号で特集される『サウンドライフ向上プロジェクト』というコーナーにmy-musicstyle代表として
ベストギア世代(10代~30代)へ向けて、音楽をもっと良い音で聴きたくなってきたというリスナーなどが
my-musicstyleを通じて、オーディオを広く知ってもらえるきっかけになるような誌面に仕上がっています。

インタビュー記事ですので僕の執筆ではありませんが、ライターさんも非常に強く共感・共鳴してくれて
僕の想いがそのままにライターさんの想いへとつながっているような素敵な記事です!

しかも、貴重な黒江のピンナップ付き!(笑)

10月16日発売のBestGear誌をぜひ読んでみてください!
http://www.bestgear.jp/

P.S.
MS-12Aのオリジナルモデル、いよいよカウントダウンに入ってきました!
発表まで今しばらくお待ちください!

雑談です。

10月 8th, 2009

更新が滞っており、申し訳ございません。

現在、様々な仕事を同時進行しているのでちょっとドタバタしています。
原稿はもちろんその1つとして、某サイトの構築や、社内専用の伝票管理プログラムを見直していたり…。
(あ、僕はプログラマーだったのです。独特の世界観に馴染めず、ずーっと前に辞めましたが…。)

そうそう、そんなプログラムのデバッグ中に偶然気が付いた面白いことを1つ。
『6桁のゾロ目の税込み価格は、すべて端数を出すことなく税別価格に出来る!』のです。

要は111,111円~999,999円までずべて1.05で割り切れるのです。

2桁でも、3桁でも、4桁でも出来ませんし、7桁でも、8桁でも出来ないのに、なぜか6桁だけ…。
不思議です。

あ、明日は『タモリ倶楽部』ジャケ弁の日ですね!

雑談というか、独り言でした。

KIMBER KABLE 4TC vs NORDOST WYREWIZARD SPELLBINDER

9月 29th, 2009

本来は先日ご紹介した『MONITOR AUDIO RX1』のその後のお話を…と思っていたのですが、その過程でタイトルにある2種類のケーブルの聴き比べに思わず没頭してしまったので、先にレポートさせて頂こうと思います。

【ハイスピード頂上決戦?分解能の4TC vs 輪郭のSPELLBINDER】

先に述べておきたいのは、上記にもある通り、双方共にハイスピードであるということです。
加えて「輪郭のSPELLBINDER」と書きましたが4TCの輪郭も当然、しっかりとしています。
価格は1mあたりでKIMBERが5,250円、NORDOSTが1,260円とこの差は大きい!(4TCは以前は4,000円くらいだったのです。)
その上での解説となります。

【4TC】
●S/N感・音抜け・解像度などなど、どれを取ってもさすがに1枚上手です。
●何より頭抜けてリードしたのが分解能。音の細かさ、粒子感は大袈裟に言えば「4TCを砂粒とするならば、SPELLBINDERは石ころ」とでも言えるくらいに『SPELLBINDERが粗いのではなく、4TCの粒子感が細かい』のです。
●音の切れ、エッジの鋭さ、歪みの乗り方もやはり1枚も2枚も上手。
●ただし、非常に質素というか、無機質というか、響きや余韻も(録音されているものよりも)削られているかな…?と思うほどに華やぎの無い傾向です。

【WYREWIZARD SPELLBINDER】
●さすがに僕の大好きな単線(導体が1本だけ)のサウンドで、インパクト音・アタック音が明瞭でストレートに音を放出しくる傾向です。
●音の切れは「切れてはいるけど4TCに比べるとやや滑らかな切れ」といった印象。(4TCが直角カーブならSPELLBINDERは丸い急カーブ。)
●エッジも「鋭利な感じではなく、輪郭線の太い」という印象。
●歪みの乗り方は4TCでは明確に聴こえる「ディストーションが、『ほんの僅かに』オーバードライブより」といった感じ。
●輪郭もシャープ、低域もタイトで、メリハリがあって明るめで「テンションが高めの音」とか「ハジけた感じのサウンド」なんて言い方がハマりそうです。
●スピード感はわずかにWYREWIZARD SPELLBINDERの方が優勢かな…?
●ただし、(僕の基準からすると)音が全体的に膨張気味(付帯音というか、ベールが掛かっているというか、皮の厚い音というか)で芯も太く、鈍く響くような傾向があります。
●それでも、数々の(黒江的には)使えないSPケーブルの中においては優秀ですし、ロック/ポップ/メタルに使える1本として堂々のラインナップ入り決定には間違いありません。
●なんたって、見た目も細身でシンプルでカッコいいし、価格も手ごろではないかと。

【結論】
さすがに4TCは良いです!が、CPはWYREWIZARD SPELLBINDERの方が良いと判断しました。
なお、4TCの利点は音数が多ければ多いほど、歪みが強ければ強いほどリードする傾向ですので、ご予算や一番よく聴くジャンルに合わせてセレクトしていただければと思います。

P.S.
まだ未確認ですが、WYREWIZARD SPELLBINDERは6Nとか7Nじゃないのかな…?と思うのです。
(僕は)「膨張気味」と捉えた音の音色が濃厚になったり、艶が乗って(わずかに)ギラギラしたような感じが、何ともそう思えて仕方がありません。
4N~5Nくらいで作ってくれないかなぁ…。

あ、『WYREWIZARD SPELLBINDER』はザ・ステレオ屋でご購入いただけます!(メールください!)

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ジャケ弁 with タモリ倶楽部

9月 26th, 2009

先日ご紹介させて頂いた「ROCK! ジャケ弁スタイル」ですが、けっこうなビッグニュースを発見してしまいました!

ちょうど昨日の放送「カニカマ(vs 本物のカニ)」を観ていて、「(タモさん料理好きだし)ジャケ弁を取り上げたら面白いんじゃ?!」…と思ったところだったのですが、なんと妄想が現実になってしまったようです!

【タモリ倶楽部:あの名盤が弁当でよみがえる!ジャケ弁クッキング】
●テレビ朝日●10月9日(金)24:20~24:50
が放送されるそうです!
すっげえ!びっくり!たぶん面白いと思うので観てください!(タモリさんが何作るのかが楽しみ。たぶんエロ系だな!)

詳しくは先日もご案内した『BeatSound誌』のサイトにて!↓
http://www.stereosound.co.jp/bsweb/topics/200909250932452.php
(なんでBeatSound誌のWEBサイトをチェックしているのかって?…さあ、なんででしょうね。笑)

MONITOR AUDIO Silver RX1

9月 18th, 2009

3連続投稿ラストはモニターオーディオ期待の新製品のRXシリーズから、「Silver RX1」の登場です。

まず、(比較的傾向の近い)「Vienna acoustics HAYDN (S-1G)」との比較を軸に書かせて頂きます。
(※無論、価格が倍近く違いますので単純な「vs形式」と同じようには解釈されないようにお願い申し上げます。)

●音が明るい!(派手とも言える、活発的な、元気な音。聴いてすぐに「元気だなー!」って言ってしまった。笑)
●音が飛んでくる飛んでくる!(前に前に飛び出すような鳴り方はMONITOR AUDIOらしいです。)
●シリーズ中、もっともコンパクトなRX1なのに低域は必要十分。(RX2以降がモリモリ低域なら残念だなぁ…。[未試聴])
●元気で明るい分、繊細さはあまり感じられません。(1音1音も、音像もちょっと荒っぽく描かれ放たれる印象です。)
●ハイスピード。(…と言うよりはA級アンプっぽいスピード感です。(キレがあって軽快というよりは、ブレーキがなくアクセルだけという印象。))

などなど、最近のモニターオーディオ(Silver/Gold/Bronze/Radius)らしいと言えばそれだけなのですが。
前身モデルとは直接比較が出来ていませんが、広がりを持たせて来ているような印象です。
ひょっとしたらフルオーケストラなどを広大に鳴らす意識で、音を大きく大きく描き出そうとしているため、(もともと激しいソースばかり聴いているので)僕らが聴くと音が荒っぽく聴こえるのかもしれません。

…と、なんだか悪口ばかりでは?と思われるかもしれませんが、全然そんなことはなく、むしろメタルにもポップにも合いそうなので好印象です。
むしろ、まだ鳴らし始めたばかりなのになかなかのポテンシャルを持っていると思っています。
これから、もっとも適したケーブルなどを探しながらエージングさせていって「どうだ!」ってサウンドを鳴らしてやれればと思っています。
(タイトにタイトにしてあげなきゃな…KIMBER KABLEとかの方が良いかも。)

http://www.hifijapan.co.jp/Silver%20RX.htm

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LUXMAN D-05

9月 18th, 2009

3連続投稿の2つ目です。

久しぶりにLUXMANを取り上げてみたいと思います。

最初に肝心なことを1点。
黒江的には「好きな」サウンドではありませんでした。
が、オーディオ機器としての評価は高く、僕とは異なった好みの方であれば気に入られる方も多いかと思いますので、参考になれば幸いです。

【耳に優しい、しっとりした音。】

暖かみのある、柔軟なイメージの往年のラックストーン(ラックスサウンド)ではありませんが、通ずるものがあるような聴き心地の良いサウンドです。
暖かいか冷たいかで言えば「すっきりとして涼しげ」な方で、音や音像に厚みや太さ、派手さや濃さがないので絵で例えると水彩画調?と言えば良いのでしょうか、パステル系とも言える傾向です。

音像や音場は主張の少ないタイプで、音が飛んでくることがなく、スピーカーのすぐ前に描かれているものを少し離れたところから眺めるようなイメージです。
個人的には音色の傾向と合っていて好印象でした。
(ブリブリ/バキバキ系のサウンドが、遠くで佇んでいるようでは困りますが…。)

「ひかえめな、おしとやかな、落ち着いた」などの形容も合っている感じで、極めてエレガンスです。
もちろんS/Nや解像度、情報量などの基本性能は当然のごとく高く、SACDはもちろんCDの再生も非常に高音質なのでしっとりめのプレーヤーを探されている方はぜひご検討ください。

http://www.luxman.co.jp/product/dp_d05.html

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