NuForce P-8S

1月 14th, 2010

年末年始はさすがに忙しく、数々の原稿などもあってご無沙汰になってしまいました。

まずは「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。」からですね。

新年一発目は昨年からの続編「NuForceの第3世代コンポーネント」です。

まずは…
P-8S
【広大な音の広がりと、エアリーなサウンド。】
正直言うと、(黒江的には)以前のP-8(S無し)の方が好きです。
よりS/N感は上がっているし、解像度も向上しているのですが、なんだか取っても真面目くん・優等生になってしまった気がします。
「個性がどうの」ということではなく、お堅いと言うか、お役所仕事…という印象のサウンドなのです。
それでいて結構作業はあっさりとしていて、かなり「自分の方程式に当てはめてくるタイプ」という感じです。
具体的には…
●音を床からフローティングさせる。(例えばこのプリを入れるだけで、地べたを這うようなサウンドが一変してふわっと浮くような。)
●上下左右&前方に音を広げて聴かせてくる。(P-8にあった奥からスッと抜けてくる感じではないのです。)
●サラサラときめ細かいが、迫力に欠けるとも言える音。(解像度は非常に高いと思いますが…。)
…と、なんだか初期のNuForceにあった「クールさの中の荒っぽさ」みたいなものが失われている気がしました。
…と、ここで色々とお話を伺うと、やはりその裏付けとなることがあるようです。(公には出来ませんので、ぼやっとしたことだけですみません。)

なお、前回のIA-7 V3のレポートでも触れましたが、僕は(すぐにV2になる予定だったので)日本では発売されなかった、第1世代(V1)からずっとNuForce(特にIA-7)を聴いてきております。
そのことで(日本未発売ということを混同しており)、少し自分でも整理しきれていない表現があるのですが、NuForceのコンポーネント(IA-7・P-8・Reference 9・Stereo 8.5など)はお互いに相互関係を持っており、(P-8がP-8SになったらIA-7のプリ部もやがて変更されるなど)フェイシアの変更~現在のV3と、それは続いています。

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ここで一旦整理させてください。
V1~V3というのは、実はパワー部の回路のこと「のみ」を指している言葉で、プリに関してはまだ2世代目「S有りか、S無し」 しかないという点です。
根本的には書き直しませんが、前回のIA-7 V3のレポートはそこら辺が少し混同気味になっています…。(すみません。)
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なので、先日のIA-7 V3にはこの新しいプリ部が使用されているのだと思うのですが、このP-8S1台分の体積に向こうはパワー部まで積んでいるのですから(特に体積の小さいNuForceでは)まったく同じものを積めるワケがありません。
その事からもおそらくですが、IA-7 V3とP-8Sのプリ部は「基本的な回路構成は同じでも少し違ったもの」であると推測しています。
これを裏付ける理由がもう1つあります。
それは、以前に当店では当時のP-8(S無し=プリ部に関しては第1世代)ではなく、あえてIA-7E(V2)のプリ部をプリアンプとして使用していたのです。
これは「単純に聴き比べたらそっち(IA-7Eのプリ部)の方が僕としては良かった。好きだったからです。」
プリの第1世代の時から、より簡素化・小型化されたIA-7Eのプリ部とP-8とでは明らかに異なるサウンドだったということです。

ちなみに、実はそんなに大袈裟に書くほどは異なっていませんでした。
P-8はIA-7Eのプリ部と比べると…
●明らかにS/Nが良かった。
●1周り~2周り音に広がりがあった。
●解像度が高かった。
逆にIA-7EはP-8のプリ部と比べると…
●スピード感が1枚上手だった。
●鋭角と言いますか、幾分シャープだった。
…という程度で、ベースとなるキャラクターはまったく同じでしたから「一卵性双生児」とでも言いましょうか、そんな感じであったわけです。

ちょっと旧モデルの話がくどくなりましたが、今回のP-8SとIA-7 V3も共通性の高い「プリ部」を使われている点は間違いなく同じ様です。が、僕の予想では「P-8とIA-7Eのプリ部に感じられた差異」よりも、「P-8SとIA-7 V3のプリ部に感じられる差異」の方が大きいと予測しているということなのです。(もしくは新フェイシア移行にあたって更に変更があった…?)

その辺も含めて、次回は「Stereo 8.5 V3」を解説しつつ、僕なりのまとめを書きたいと思います。

http://www.nuforce.jp/products/p8s_01.html

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LUXMAN D-38u 【DR. JEKYLL AND MR. HYDE(ジキルとハイド)】

12月 18th, 2009

またしても当たりが出ちゃいました。
黒江が(好きで)オススメできるコンポーネントに1つでも多く出会える(発売される)ことは本当に嬉しいことです。
(試聴がなかなかできない方も多いかと思いますが、)それぞれのレポートを見比べて、ご自身に一番合いそうなサウンドを選択する一助になれれば光栄です。

今回はLUXMANからの新製品である「D-38u」です。
往年の名機のアンプ「SQ-38」復刻モデルの「SQ-38u」のつがいとなる位置づけで発売されたCDプレーヤーですが、
出力の際に通る回路に「真空管と半導体」を切り換えて聴くことが出来るという画期的な機能を搭載しています。

【THE STRANGE CASE OF DR. JEKYLL AND MR. HYDE】

2つの出力方式の印象をそれぞれ書き出してみます。

solid state (半導体)
●スッとした切れ味と、タイトな音・音像。(Aura neoほどではありませんが、十分にハイスピード・シャープ・抜けのあるサウンドです。)
●音の立ち上がりが明快で、良好な定位感。(伸びのある、絡みつくような、いわゆるLUXトーンではなく、堅牢さ、真面目さ、丁寧さなどはありつつも思いきりの良い張り出すようなサウンド。)
●バランスの良いレンジ感。(キンキンなヒステリック高域でもなく、ズンズンの重量級低域でもなく、ウェルバランスでフラットなレンジ感。)
…と、何はともあれ黒江が好きになるには、ポップやメタル・ロックが鳴らせなきゃはじまりませんが、全然イケます。
LUXMANのCDプレーヤーと言えば、ハーフサイズの小型CDプレーヤー「D-N100」も好印象でしたが、やはり同様のメカニズム・回路を使用されているそう。
加えて言えば、(一般的な16bitの)CD専用機。SACDは掛からないタイプなのです。やっぱり専用機だよ!と。

かなり印象が良かったので、今度は真空管に切り換えて聴いてみたところ…
「うわー、全然違うじゃん!つーか、明らかな違いを付けすぎでしょー。(笑)」
と思わず笑っちゃうくらいの違いなのです。

vacuum tube (真空管)
●音の伸び・余韻が長く、ふわーっとした温もりのあるサウンド。
●音の線がやや太く、芯にしっかりとした(良い意味で)肉付きが感じられる。
●音に厚み(皮の厚みなど)があり、グッと密度の高いサウンド。
●(半導体がドライというわけではないが、)暖かくしっとりとした音色。
…と、(まあ)一言でいえば「歌もの・バラード・ストリングス・R&B」なんかを聴いたら一発でやられちゃいそうな感じなんです。
真空管はいかにも真空管らしいサウンドと言えばそうなのですが、ちょっと音作りし過ぎ?でも、(素直に真空管を通せば)これが自然と出てくるサウンドなのかも…。と、色々考えてみたものの、余計な詮索はやめにしました。

「これ、ちょっと反則でしょー。」「でも、こういうの欲しかったですよー。」なんて、かなり物欲をかき立てられるサウンドでした。

二重人格というか、まったく共存しないはずの音色が1つの体に共存してしまったという「ジキルとハイド」なヤツでした。

ちなみに、(カタログでも高音質を謳う)ちゃんとした独立回路部を持ったヘッドホン出力が搭載されているのですが、このヘッドホン出力にも「vacuum tube と solid state」の切り換えが有効です。(実際音質もかなり良く、各キャラクターの違いが耳に取るように感じられました。)

メタル良し、バラード良し、深夜のリスニングも良し、お値段もそこまで高くないと思います。(CPは抜群です!)
あとはデザインさえ気に入れば!ってところでしょうか。(TEAC/NuForce/Auraなどの小型アンプとの方が合っている気がします。)

http://www.luxman.co.jp/product/dp_d38u.html

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NuForce IA-7 V3

12月 15th, 2009

現在、注目度ナンバーワンと言っても過言ではないだろうと思われる、NuForceのインテグレーテッドアンプ「IA-7 V3(Version.3)」のレポートです。

【熱しにくく、冷めやすい、クールなアイツ。】

しかし、早くも第3世代ですね…。なんだかペースが早過ぎる気がするんですが。
SHARPの1bitアンプのそれを思い出すのは僕だけでしょうか。
SHARPの1bitの時は(サンプリングの回数≒速度が)2.8MHzからはじまって、第2世代で倍の5.6MHzに、第3世代では更にその倍の11.2MHzになったのですが、僕は世代が進むごとに好きな音ではなくなってしまったので…

『当時、SHARPの1bitアンプは第1世代は「デジタルアンプらしい」立ち上がりの早いすっきりとした音だったのに、専門誌とかで「デジタル臭い」みたいに言われたからか世代が進むごとに「わざとらしいアナログ感」を作ったような音になってしまったのです。』

…今回のNuForceにもあまり期待を寄せてはいませんでした。
とは言え、とにかく聴いてみなければ何とも言えません。早速いつものようにアグレッシヴなメタルを聴いてみました。

「…はぁ、やっぱダメかな。」第1世代のNuForceは僕も所有しているくらいに「もの凄くクリアで精密、細かいのにハイスピード。」ここ数年の中では(同価格帯的に)「これ以上はないんじゃないだろうか…。」というくらい好きだったのですが、第2世代では”らしさ”は残すものの随分とお上品になってしまったのです。
パッと聴いた印象は更に好きではない傾向になっている印象で、やはり前述の1bitアンプに通ずるものがあります。
いや、それ以下かもしれません。なんだかどうとも言えない不完全燃焼気味のサウンドなのです。

そう言えば(第1世代の)IA-7Eも立ち上がりはグズグズでした。(うちはプリアンプとして使用していたので、そこまでは気にならなかったのですが。)
「暖まらないとダメなのかも。」と思い、とあるスピーカーのエージングを兼ねて(爆音で)ザクザクのギターとシャウトで暖機運転をさせておくこと1時間。

(当たり前ですが、)全然違いました。これかなりスゴイです!
音がしっかりと揃っていて、吹き抜けるようなサウンド。
「直線的で突き刺さるような」第1世代に比べると、「少し広がるようなハイスピードの音場タイプ」になっていますが、特に低域の解像度が高く、全体的にも(以前から定評だった)解像度が更に向上しています。

以前は(もう少し鋭角な音場だったので)奥から頂点に向かった奥行き感がバンドサウンドからボーカルを剥がしてくれていましたが、IA-7 V3は音がやや前に来ず、これに関しては以前の方が優勢であった印象です。
ただ、線の細いイメージだったIA-7E(ないしP-8)に対し、力強さが加わっているので兼ねてからのクールな印象と相まって絶妙なバランスではないかと思います。

以前から引き継いでいるものは…
●S/N感の高さ(情報量が上がっている分、すっきり感は以前の方があったかな?)
●解像度の高さ(特に低域は更に向上しています。)
●嫌味のない広がり(スッと自然に広がるのが同社の持ち味だと思います。)
●ハイスピード(突っ込んでくるタイプのハイスピードというよりは、抜けの良いタイプのハイスピード。)

V3で加えられた要素は…
●情報量(やや厚みが出て、パワフルに。)
●”クール”に、やや”熱気”が加えられた。
●全体的に(良くも悪くも)バランスが取られた。

結論…
第1世代と同じものだと思うと期待はずれかもしれませんが、受け継ぐところはしっかりと受け継ぎつつ、第3世代にしかない仕上がりになっています。
(またすぐに第4世代になっちゃうかもしれませんし、)とりあえず第3世代は”買い”です。

P.S.
なんとなくですが、プリや(特に)パワーはまた別のサウンド傾向であるような気がします。
このレポート(だけ)を読んで、プリ(単体)やパワー(単体)を慌てて買われないようにお願いします。

http://www.nuforce.jp/products/ia7v3_01.html

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marantz SA-13S2 PM-13S2 PM-15S2

12月 10th, 2009

今回はmarantzの今秋冬の新製品をレポートします。

それぞれ単品で聴いておりますが、「SA-13S2&PM-13S2」はセットでの試聴もしています。

比較対象は同価格帯のCDプレーヤーは「Aura neo」、アンプは同じく「Aura groove」となります。
「vs方式」ではなく、感じたこと(取ったメモと頭の中)を書き出すだけにいたします。

【僕の思う「marantz色」が変わってきてる印象】
…marantz色と言っても、従来から僕の思うmarantz色っていうのは「ほんのり、わずかな色付け(なので癖の少ない、嫌味のない)」という位置づけで、僕自身「PM-14(SAにアップグレード済み)」を所有しているくらいなので(現在はパワーアンプ部のみ使用)、当時のあらゆるモデルからセレクトした理由でもある個性を押し付けてくる感じがなく、「中庸的」なサウンドを支持してきました。

そんな印象から、”少し”変化が訪れる日が来ます。
現在の「M-1」(お笑いのアレではなく)フォルムの原型となった「ニュープレミアムデザイン」というフォルムを採用しはじめた頃からmarantz的な色付けの度合いは「ほんのり、わずかな」から「少々、薄口な」くらいになったかなぁ…なんて思っていたのですが、現在の「M-1」になってからは「やや、比較的」くらいまで進んでいるように思います。

【marantz的な色付けとは】
●「しっとり」という言葉が一番フィットすると思います。
●艶・しなやかさがあり、すっきりとした音場を描き出します。
(各機種が同価格帯に並ぶ、もっとも比較対象になりやすいDENONと比べると…)
●パンチ・ボリューム感・密度・低域(の量感)に劣りますが、僕の感覚ではmarantzの方が極めてナチュラルでバランスの良い音。(≒音作りが濃くない。)
●DENONの方が雄々しく、marantzは女性的。なので、(僕は)女性ボーカルがかなり好印象・高得点です。
●DENONが原色であれば、marantzはパステル。
●DENONが油絵であれば、marantzは水彩画。
…と、こんな感じです。(伝わります?)

そんなmarantz色なんですが、前述の通りフォルムの変化につれ、どんどん(marantz色が)濃厚になっている気がするのです。
僕が持っている「PM-14」はこれらのmarantz色がいずれも「ほんのり、わずか」でパステル色でも限りなく「白=透明」に近いので「景色をほぼそのまま=ほぼ録音の通り」見ている(聴いている)感じだったのですが、この度の「SA-13S2&PM-13S2」は「やや、比較的」なのでパステル色は「ややパステル調=リアルな風景画」というくらいに感じられます。
女の子が年を重ねるたびにメイクが濃く、厚くなる「傾向にある」のと同じかな…。なんて思ったりして。

これを良しと思うか、思わないかは好みの問題だと思いますが、個人的にはもう少しmarantz色が弱い方が好きかな…と。
(ちゃんと個性があるんだけど、それを押し付けてこない清楚な感じが好きだったんです。ケーブルなどで調整しやすいですしね。)

「SA-13S2」と「PM-13S2」をセットで組むとmarantz色は更に相乗しますので、どちらか片方を購入されてみてサウンドの傾向が気に入られたらもう片方を買い足す購入方法をオススメしたいです。

なお、「PM-15S2」はお兄さん機の「PM-13S2」の排気量を下げただけ、…という印象で正直言って目をつぶって聴き分けられる自信がありません。
能率の悪いスピーカーを組み合わせる場合や、大音量で聴かれる方は「PM-13S2」を、それ以外の方は「PM-15S2」でも十分かと思います。
付け足すと、すっきり感は「PM-15S2」の方が良く、情報量や音の厚みは「PM-13S2」の方が上回っています。(なかなかパッと聴いて判るものではないですが…。^-^;)

長くなりましたが、marantzの新製品3機種でした。

http://www.marantz.jp/ce/products/audio/sacd/sa13s2/index.html
http://www.marantz.jp/ce/products/audio/amplifier/pm13s2/index.html
http://www.marantz.jp/ce/products/audio/amplifier/pm15s2/index.html

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B&W CM5

12月 4th, 2009

今までに相当数のB&W製スピーカーを聴いてきましたが、この「CM5」は久しぶりに個人的なヒット(好き)でした。
(もちろん、良いなあと思ったことはたくさんありますが、自分のツボではなかったので。)

【サウンドクオリティはNautilus800シリーズ譲り、サウンドカラーは600シリーズ譲り。】

600シリーズと800シリーズの中間なのですから、700シリーズ(一昔前で言うNTシリーズ)なのでは?…と思われるかもしれませんが、ミッドレンジに厚みを持たせた700シリーズとは異なり、レンジの広さを感じさせる800シリーズの血をより濃く受け継いでいる印象があります。

加えて、800シリーズのエレガント且つウエットなサウンドに対し、どこなく暖色系のサウンドを狙っていたように感じていた700シリーズでしたのが、このCMシリーズは「エレガント&クール」を狙っている印象でした。
そういったことも含め、サウンドのルーツは800シリーズから来ているのではないかと思うのです。
(無論、あのちょんまげのようなNautilusツイーターを搭載していないのですから、よほど700シリーズの方が800シリーズの直系と考えられて自然だと思いますが…。)

下位の600シリーズは(前身のDMシリーズより)以前よりホームシアター用途を強く意識して製作されている印象が強く、そのサウンドもB&Wのイメージらしからぬドカンとした音作り。
メリハリが強く、バンバン鳴ってくるタイプで”おしとやかなNautilus”に対して”ちょっとじゃじゃ馬”感のあるサウンド傾向です。
その分、ロックやポピュラーなんかは元気に、それでいてほんのりB&Wらしさを感じさせてくれたので僕は意外と支持していました。(主にDMシリーズの時ですが。)

本題に戻りますが…
【メリハリが利いてコントラスト・スピード感に優れたサウンド。】
CM5は一言でいうとこんな感じです。
とにかく「ハリ出してくる」という印象が強く、それでいてB&Wらしく繊細さも持ち合わせています。

実は、下位機種にCM1という小型モデルがありますが、(発売以前からかなり期待していたんですが…)無理して出しているような低音の印象が(僕は)好きではないので、このCM5にも実は期待をしておらず…。(随分遅くなりました。)

…が、このCM5は帯域バランスが素晴らしいです。
苦しそうに鳴ってしまうことがあるCM1に対して、何とも自然でスムーズな低域。
全体的に鮮やかで、ちょっと華やか、明るめのサウンドですが、派手とかケバイという印象は皆無でとても「良い加減」ではないかと。
その鮮やかさ、発色の良さから、少し音が滲みっぽく、細かさがもう一声欲しかった部分もありますが、僕の総合的な評価は上々でした。
(CM1とこのCM5も然り、N801~N805も然り、シリーズってやつはテイストは同じでもそれぞれまったく異なった鳴り方をするので、長所・短所は共通せず、横一線で評価できませんが)Nautilus805を若者向け?にした感じ…加えて言えば、「ATC SCM7とrevolver MUSIC1の中間的サウンド」と思いました。

こんな事ならもっと早く聴いておけば良かったです…。
…と、よくある「シリーズ中1つだけ聴いて良し悪しを判断してしまった悪い例」だと改めて勉強になりました。
その逆も然りで、「シリーズ中1つだけ聴いて良いと思ったからすべて良いはずと思い込む」や、
「(前述の通り)シリーズを横一線・同列に、一様に、褒めちぎっている(評論家やレビュー)」のは僕は間違いだと思っているので、(こんな感性で申し訳ないですが)僕のレポートを参考に「1人1人それぞれの」自分に合う音、好きな音を探してもらえたら幸いです。

ちょっと製品レポートとは関係なくなってしまいましたが…。(^-^;

僕は「CM5」結構好きです!

http://www.bowers-wilkins.jp/display.aspx?infid=3978

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Pioneer S-71B-LR

11月 27th, 2009

少し遅くなりましたが、パイオニアの今冬新製品から上級機種の血統を継ぐスピーカーをご紹介します。

当店ではこのニューラインの「71シリーズ」の中から「あえて」ブックシェルフのS-71B-LRをセレクトしましたが、基本的にはトールボーイ(フロア型)のS-71がメインの製品となるようです。
端から端まで(節操なく)埋め尽くす量販店はさておき、ほとんどの専門店でもS-71がメインとなるようですが、前述の通り当店があえてS-71のローコスト版とも言えるS-71B-LRを指名したそのワケは…

シリーズ化されているラインナップの場合、ブックシェルフは上位機種(フロア型)の胴をバッサリと切って頭だけにしたものが多いのが現実ですが、僕はだからと言って必ずしもフロア型(高価=高音質)>ブックシェルフ(安価=低音質)だとは思っていません。
さらに言えば、(これについては別の機会にしっかりと書きますが、)僕は『高さ方向の』リスニングポイントを考慮していない製品・ユーザーが多いため、安易にフロア型をオススメしないようにしていますし、フロア型の特徴・長所とも言える胴長ゆえの(音質・音色的な)短所があると考えています。

…と、屁理屈ばかり述べるつもりではありませんので、話を元に戻します。

先日のこと、パイオニアさんが発売直前のS-71を持ってきてくれましたのでいつものように試聴をしたのです。
…が、低音の量感が僕には多すぎてどうにも受け容れ難いなぁ…と思っていたのです。
そんな時、ハッとあることに気が付き、試してみることしました。
それは…「バイワイヤリングがツイーター&ミッドコーン(同軸ユニット部)とウーハーで分かれていたので、ウーハーの接続を切って聴いてみた」のです。
もちろん、不自然な音ではあるのですが、中高域はかなりいい感じであることが確認できました。
これなら「S-71B-LR」の方はかなり好きな傾向かも?!…と、そんなこんなでS-71B-LRの導入を決めたのです。
(※ちなみに、S-71は普通の椅子・ソファ(床から座面まで35cm~45cm)くらいの一般的な高さで丁度良い高さ(リスニングポイント)でした!)

…と、今日は時間がないのでここまでとします。近日中に更新します!

続きです。

肝心のサウンドに触れていきます。

【見た目はシックだけど、音は情熱的。】
上位機種にあたる「S-81B-LR」は優しい、上品な、上質なタッチ(感触)の音だったのに対し、
「S-71B-LR」はビビッドで、エネルギッシュで、パッショネートで、前に来るようなサウンドです。
…かと思えば、音の先端(出音・インパクト・アタック)がやや丸かったり、伸びのある音だったりと「S-81B-LR」との共通点もチラホラとうかがえ、(2way)同軸ユニットの長所でもあるピンポイントな音像感なども兄譲りといった印象です。

少し気になったのは高音はカリカリとした硬質系に対し、中音はやや丸みのあるしなやか系、低音は少し暑苦しさを感じる厚み系…と、繋がりが悪く感じられるジャンルがあったことです。(はい、メタルです…。^-^;)
それと、上位機種のS-81B-LRにも感じられた事ですが、もう少し解像度が欲しいかなぁ…と。(これは同軸ユニットゆえのウィークポイントかもしれません。)

価格を考えるとCPは十分に合格点。漆黒のデザインはテレビなどのサイドに配置すると視覚的に存在が気にならず、音がどこから出ているか分からなくなりそう。(シンプルで僕は好きです。)
J-POPを中心にROCK・TECHNO・HOUSEなどなど、色々なジャンルを聴かれる方にオススメです。

http://pioneer.jp/components/sp_sys/series7/index.html

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Aura groove 【文武両道】

11月 19th, 2009

先日に引き続き、Aura designからの新製品「neo」とつがいになるアンプ「groove」のレポートです。

(いつものように)現在の主軸であるリファレンスアンプTEAC AG-H600との比較をメインに、感じたことを書いていきます。

【見た目や(今までの)イメージとは異なる雄々しいサウンド】

…と、その前に、何とかして前回の四字熟語サブタイトルをつけてみたものの、ボキャブラリーに乏しく「男っぽいイメージで力もあるけどそれだけじゃない」…といった点で【文武両道】としましたが、この貧相な頭についてはご愛嬌ください。(笑)

TEAC AG-H600 vs Aura groove (grooveの良かった、印象的だった点。)
●やはり高いS/N感
 AG-H600が低いということではありませんが、わずかにザワつきを感じるAG-H600に対して、grooveは更にすっきりとしたサウンドステージを感じさせてくれます。

●情報量型
 高いS/N感でありながら、音の密度(厚み・コク・濃度・芯の強さ)を感じるサウンドです。
 1音1音が(例えるなら)油っぽい、艶っぽい(水っぽい)、しっかりしている、ギュッと身の詰まった…というようなパステルカラーよりではなく、原色よりという印象です。

●前に張り出すハイスピード
 PRIMAREのそれと似ていると思いますが、シャープに切れ込んでくるようなハイスピード感ではなく、トルク感のあるグイグイとしたハイスピード感です。
 野球でいうところの快速球・豪速球という感じでしょうか、(野球だと豪速球の方がよりハイクラスなのかな?)同じ球速でもスピンの掛かっている快速球(シャープ・クリア系)と、回転(数)の少ない豪速球(ドライブ・パワー系)という感じです。

●それでいて高い余韻感や丁寧な音作り
 音作りは=音を脚色しているという意ではなく、音が構成されるプロセスが丁寧という意です。
 目の覚めるようなエッジを描くタイプではありませんが、1音1音の輪郭がしっかりとしていて音が最後まで(消えるまで)型崩れせずに飛んでくる様です。
 加えて、厚み(音痩せがないと言ったほうが正確かな?)や高い密度によって余韻もしっかり出ています。

…なんだか、neoと同様に矛盾しているかのような、相反する要素を共存させている感じです。(表現しづらいです…。)

最後に、パッと聴いて思ったことにもう一点追記します。
パッと聴いてすぐに「A級っぽい音だなぁ」という印象だったのですが、印象通りデジタル系やフィードバック回路満載の印象は皆無でした。
(A級というのはアンプの駆動方式の1つ、フィードバックは音を綺麗にするための回路のことです。)
回路構成を確認したところどうやら想像していた構成に近いようですが…(全部が公開されているワケじゃないので)分解してみようかな?…と。(笑)

音のピーク感(ヒステリック感)や、エッジの鋭さ、後方から抜けてゆくようなスピード感はAG-H600に軍配が上がりますが、総じて価格差(84,000円)は十分に感じられCP面でもかなり高いCPを誇ると思います。

基本S/Nも高く、解像度ももちろん十分、ハイスピードでグイグイ押し込んでくる(押し倒してくる?)し、ドライブ感も良好、なのに音に粗っぽさや雑な印象がなく、艶やかだったり、鮮やかだったり…すごいです。

ドラムの皮の張り、暴力的・攻撃的なサウンド、Zakk Wylde(ザック・ワイルド)のような引き倒すようなプレイスタイル、A級っぽさ、音で全身を殴打されたいなんて方にはオススメです。

たぶん専門誌なんかでは(従来のAuraのイメージ通りに)「優雅」だとか、「色気のある」とか女性的な表現をするんだろうけど、黒江的には女々しいヤツには向いてないと思います!…嘘です!(女性)ボーカルものもかなり良かったです!
でも、前述の通り、個人的には暴力的・攻撃的なサウンドを必要とする方に買って頂きたいです!

あ、(今更)タイトルなんですが、Aura groove 【肉食系男子】でどうですか?…もはや四字でも熟語でもないですけど…。(^-^;

『Aura neo & groove』で揃えるのも、とてもオススメです。
(ちなみに、一体型の「note」とはだいぶんサウンドの傾向が異なりますのでご注意を。)

http://www.auradesign.co.jp/

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Aura neo 【才色兼備】

11月 12th, 2009

ヒットが続きます!ちょっと嬉しいです。

タイトルの通り、オーラデザイン社の「neo」というCDプレーヤーの新作がようやくと入荷してまいりました!
なぜようやくかと言うと…この製品、確か2年前くらいからいつ出るかいつ出るかといった状況だったのです。
(当面はそんなに生産台数も多くない模様ですのでご注文はお早めに。)
早速、店頭デモ機を手配して聴いたみましたのでレポートさせて頂きます。

【イケメンで仕事もスポーツも出来てちょっと育ちの良い感じのヤツ。(俺は嫌い!笑)】
でも憎めないかも…。

サウンドはパッと聴いてまず、やっぱり透明。(僕は情報量よりS/N派。)
次に色々な意味でシャープ。音の線も細めで、音像もタイト、シャープ。ピシッとそこに定位する感じです。
色々と聴いてみると、ちょっと潤いを帯びたサウンドで、やや鮮やかな印象。だけれど丁寧でややエレガントかな…。
なかなか普通は共存しない印象を同時に感じさせてくれて、表現に困るのですが、そんな感じなのです。

PRIMAREと聴き比べると、パワフルではなく、クリア・繊細な傾向。中低音の厚みがあるPRIMAREに対し、中高音の細かさや綺麗さがあって低音は非常に高い解像度ながらも少し奥でしっかりと鳴っている感じです。

中域(ボーカルやギター)がもっとも前に出てくる帯域バランスですが、全体が押し込んでくるようなPRIMAREに比べると、全体がちょっと遠慮気味であまり突っ込んでは来ません。(その辺もちょっと上品に感じる点です。)
なのにハイスピード。…ちょっとスゴイです。
イケメンなのに器用だし、クールな面もあるしで、いけ好かないですが、認めざるを得ません。
いいヤツです。気に入りました。(DENSENを持ってるので必要に駆られてはいませんが)欲しいです。

【黒江的に気に入った点】
●高いS/N感
●中域を大切にしている(バカ低域・これ見よがし高域ではない。)
●音・音像がシャープ(聴く人によっては音像が小さい・細すぎると感じられると思います。)
●ハイスピード(ちょっと艶っぽいし、全体が張り出してくるタイプではないのに…。)
●高い分解能(上品と書きつつ、やや矛盾しますが、シャウトなどの細かさがとても気に入っています。)
●デザイン(写真のように斜め上からのアングルは最高です!)

【黒江的に課題な点】
●ちょっと上品(とても気になる程ではないのですが、もう少し荒っぽいくらいが好きです。)
●やや艶やか(スネアのアタック音が、皮に水を張ったみたいに感じられる場面も…。)
●デザイン(真っ正面からのアングルはあまり好きではないです…。)

まだ鳴らし始めたばかりなので、ざっくりですが…。
(電源にKIMBER KABELE自作4TC・RCAもKIMBER KABELE自作4TCだったので、)少し張りのあるハイスピード系のケーブルの方が合いそうです。(FASTとか、DiVASとかかな…。)

東芝と三洋のメカにCIRRUS LOGIC(シーラスロジック)のDACを使用しているのですが、(特に国内メーカーは)自社メカにバーブラウンDACが多いので、以前から期待していただけの事はありました!
TEACのAG-H600あたりとハーフサイズ同士の組み合わせでオススメしたいです!
(ちなみに、一体型の「note」とはだいぶんサウンドの傾向が異なりますのでご注意を。)

http://www.auradesign.co.jp/

musica int30 『小型アンプの決定版!』

11月 10th, 2009

最近はKENWOOD[Prodino(KAF-A55)],NuForce[iCON]と(価格帯やコンセプトからも)若い人(に指示されるジャンル)に自信を持ってお勧めできる小型アンプが多くラインナップされていますが、先陣の2機種に引けを取らないアンプが(四角く細長い、まるで羊羹の様な)小型アンプを専門に手がけるmusica(ムジカ)より発売されました。

兼ねてからint200/int40もなかなかの実力でしたが、前述の通り小型アンプは全盛といっても過言ではない状況です。
やはりiCONやKAF-A55と近い価格帯での商品を期待していたのですが、そんな僕の気持ちを悟っていただいたかのように[int30]が登場しました。

【限りなくピュア(純血)な小型アンプ】
musica int30はライバル機と比較すると1点だけどうしても見劣りしてしまう点があります。
それは、USB端子を持っておらず、パソコンの外部音源として機能しないという点です。
でも、勝手な僕の推測ですが、そのウィークポイントこそが、実は強みにも繋がっていると考えています。

いつものように、感じたことを…(vs iCON&KAF-A55)
●とにかく高い透明感。
 そこら辺の10万円を超えるような(フルサイズの)アンプと比べても遜色のないS/N感です。何もないところにスッと音が現れるような綺麗なサウンドステージを作り出します。
●繊細な高音、少し艶やかな中音。
 高音と中音の解像度や分解能も立派なアンプをも凌駕するような細かさで、ピシッとした音像を描き出します。低域は非常に薄い(量感も乏しく、レンジも浅い)ですが、(無理に出そうとして残念な低音になっているものが多いので)「潔く諦めた」と解釈してあげることも出来るかと。
●ボーカルが抜群。
 前述の通り、少し艶っぽさがあります。そして、その分少し伸びやかです。でも、くどさは無く、シャウト系も十分にこなします。
…と、個人的にはかなり評価が高いです。(好み的には”超スキ!”ってほどではないですが。)
本当に(どことは言いませんが)図体のデカい10万円以上のアンプよりも(黒江的には)高音質ではないでしょうか。

この音質のキーポイントは(おそらくなのですが)、USBの非搭載が鍵を握っていると推測します。
パソコンと連携するためには専用のチップ(回路)やD/Aコンバーターなどが必要ですが、こういった機能拡張の回路は少なからず音質に悪影響をもたらします。
結果、純粋なアンプとしての機能しか持たない分、音質面で一歩リードできたのではないかと…。
加えて、小型アンプの大多数がデジタルアンプやスイッチング電源という中、アナログ回路を用いた点などから「純血」という形容をしてみた次第です。
(とは言え、(良い意味で)デジタルアンプっぽいスッキリ系のサウンドの印象でしたが…。)

電源ケーブルが交換できたら(たぶんもう少しウィークポイントを改善できると思うので)90点くらいあげられたかな…なんて思いつつ、改造しちゃおうか悩み中です。(笑)

先日のrevolverに続いて、立て続けのヒットがちょっと嬉しかったです。
個人で使う時はやはりPCとの接続が欲しいので、[icon mobile]と連携させたらいいかなぁ…と考えています。

デスクトップオーディオや省スペースオーディオを構築中の方はぜひチェックしてみてください!黒江オススメです!

http://www.musika.jp/

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manager@digitalside.net

revolver Music 1 【黒江イチオシ!】

11月 5th, 2009

表題の通り、久しぶりに個人的に好きなタイプのモニターと巡り逢いました。

その名も『revolver Music1』

…と言っても、もうかれこれン年も前にその音は知っていたのですが、この度やっと『ザ・ステレオ屋ファミリー』に迎え入れてやることが出来ましたので、記念のショットと共に(同価格帯のATC SCM7とのvsレポート形式で)ショートレポートを書いてみます。

【大砲のようなATC SCM7 vs ピストルのようなrevolver Music 1】
(ブランド)名は体を表す。…とでも言いたげな見出しですが、「ピストルのような~」というのは兼ねてからELACのモニターによく使っていた言葉であり、このrevolverのために(わざわざ)考えたわけはありません。

(あえて対極的に表現すれば)ATCは「ドンッと重戦車のような大口径の砲撃」で、revolverは「パンッと弾丸のような射撃」というイメージです。
もう少し具体的に書けば、
ATCは芯の太い(しっかりとした)音が空気ごと押し出すかのように、パワフルに、張り出すように飛んでくるタイプで音の体重をしっかりと感じさせてくれます。
revolverは線の細い音が空気を切り裂くかのように、直線的に、鋭く、スピーディに飛んでくるタイプで音の切れや粒子感を感じさせてくれます。
この辺りがELACと似た印象であり、僕の好むところでもあるのですが、低域を何とかして出そうとするELACに対し、revolverは(まるで諦めたかのような)やや薄目の低域でその”潔さ”とも取れるサウンドは「明瞭かつハイスピード」、そこから来る定位の良さと相まって僕の好きな「万能ではないけど突出した武器を持つタイプ」なのです。

とにかく「音の粒子感」が抜群で、今まで聴いてきた中でも1,2位を争うと言っても過言ではありません。
「ザクザク・ゴリゴリ・バリバリ」といったハイゲインのディストーションギターも最高なのですが、何よりも僕が気に入ったのはシャウト(ボーカル)の激しい絶叫・咆吼・嗚咽が非常にリアルに聴こえることです!
(シャウト系ボーカルの僕が言うのですから、この点だけは間違いありません!)

久々に『ザ・ステレオ屋(黒江)』イチオシのモニターがビギナーにも(何とかギリギリ)お勧めできる価格(141,750円ペア)で登場しました。
「喉の奥で歪んだ激しい叫びが何よりも一番の聴き所だ!」という奇特?な方はぜひ一度聴いてみてください!

http://www.revolveraudio.co.uk/music.htm
http://allegro-audio.sakura.ne.jp/Revolver.htm

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