YAMAHA A-S1200 and A-S2200 part2

前回の続きになりますので、未読の方は先に下記をご覧ください。。

前回のエントリーはこちら
http://www.digitalside.net/?p=1178

【流石あの弟のお兄さん、順当・妥当なクラス上位モデル。】

前回はA-S1200を主にPioneerのA-70(※AやDAの付かない無印)と比較したレポートになっておりますが、今回はA-S1200と(一つ上位の兄弟機)A-S2200との比較レポートになります。

■YAMAHA [A-S2200]
●パッと聴きの基本的音質(S/N感など)は1200と2200でそこまで大きくは変わりません。(逆に言えば1200も十分、十二分に基本的音質が備わっており明らかに2200に差を付けられている感じではないと言えます。)
●その上で「流石にクラス上だな」と感じられた点をまとめさせていただくと…もっとも高く感じられたのは情報量の高さです。
●情報量といっても「1200で聴こえない音が2200で聴こえる」といったことではなく、1音1音の密度感が高く感じられる傾向であり、1200ではやや細く、軽く感じられたような音が2200ではしっかりとした音として描かれているといった感じになります。
●この密度感の相乗効果でもありますが、パワー感・ドライブ感はより高く、(よく車やバイクで言うところの)1クラス2クラス程度リッター数の高いサウンドとなっております。
●音のスケール感、音場性なども1クラス高い印象で2200の方が部屋全体に音が広がるイメージです。
○シャープさ、キレ、抜けなどは1200の方が高く感じられ、スピード感を重視したい場合は1200を選びたいところです。
黒江的好み度:A

個人的な好み度はA-S1200のシャープさが好きなので1200に軍配が上がりましたが、1200のエンジンの排気量をアップさせたようなA-S2200のサウンドは正に順当なクラス上といった印象です。

…ということで、当店ではパワーを取るならA-S2200、スピードを取るならA-S1200を推奨させていただきます。
ショッピングサイトではご購入いただけませんので、お問い合わせやオーダーはmanager@digitalside.netにお願いいたします。

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