前回の続きです。
(前回同様に先頭の◎○△×は大まかな評価です。黒江的好み度はSランク→A+ランク→Aランク→A-ランク→B+ランク…と続きます。)
○Audioactive Player
MP3専用なのですが『透明感・解像度・音の粒立ち・スピード感』など、かなりハイスコアです。
加えて、(プログラムの)ファイルサイズ・実行時のリソース(メモリー)消費などが小さく(MP3ファイル自体も軽量なので)、ロースペックなパソコンでも安定して稼働するのがポイントです。
最近(購入)のPCであれば他の作業をしながらの「ながら聴き」の際にメイン作業の(処理能力の)邪魔にもなりませんし、10年前…は分かりませんが4,5年前くらいのPCなら十分に安定して動いてくれますので気軽に扱うことが出来ます。
黒江的好み度:B+
○~(△)SoundPlayer Lilith
正直に言って「かなり好みではない音(作り)」なので無評価の方が良かったのかもしれませんが、プレーヤーでかなり音作りをしているのではないかという印象が強く「本当に同じWAVファイル・MP3ファイルを再生しているのだろうか?」…といった“興味深い体験”をさせてくれることと思いますので、ぜひ一度聴いてみていただければと思い、紹介させていただくことに。
情報量や解像度が高く、滑らかな音質なので高圧縮のMP3などは上手くケアされているサウンドです。
黒江的好み度:D
○WINAMP
こちらは老舗の(高音質でも?)かなり有名なメディアプレーヤーです。
(“老舗”とある通り、かなり前からWindows標準のWindows Media Playerよりも音質が高いことで知られていた気がしますが、いつの間にか動画にも対応していたんですね…。)
やや歪っぽく、ちょっと粗いかな?と感じる面もありますが粒立ちは上々で黒江好みのサウンドです。
…で、中でも僕が注目したのはインターネットラジオ機能なのですが、(紹介している数々の再生ソフトにはインターネットラジオ機能を持ったものは少ないですし、)今のところインターネットラジオに関しては最も高音質なのではないかと思っております。
WAV・MP3はもちろんのこと、対応フォーマットも豊富ですし、常駐させておくにはかなり有用かもしれません。ちょっとプログラムが重めですが…。(Lite版があるけど、こっちの方が音質良いのかも?!)
黒江的好み度:A-
○(~◎)MidRadio Player
今回の探求の中で、個人的には最も“嬉しい発見”だったソフトです。
foobar2000・cPlayときて「うーん。悪くないんだけど何だかどこかオーディオ的(味付け)なんだよな…。もっとバシッと鳴るヤツはないんだろうか。あと、ASIO(4ALL)じゃなきゃダメなの?」なんて思っていた時にこのソフトを聴いたのでとても刺激になりました。
具体的には『ちょっと歪みっぽい?のと、S/N感ではcPlay・foobar・Stealth(ASIO系)に及ばないのですが、何よりスピード感・アタック感が最高』です。
加えて、cPlayなどで顕著な「プレイリスト作りが不要」で「ファイルを開く」だけでWAVもMP3もリストアップして聴くことが出来ます。
更に加えて、ASIO4ALLが不要なのでどんなPC&DACでも気軽に使えるのも+評価です。(気軽に使えなきゃPCオーディオとしては-ですもんね。…と思ってますので。)
それと、音圧がやや低いのでご注意を。
(サイトにはVer.7とVer.6がありますが、黒江的には断然最新Ver.でした。S/N・スピード・分解能・粒立ち・キレ…と、総じて鋭さが全然違うんですよね…。)
黒江的好み度:A-